Where Voices Touch the Sky Front Cover

Lyric

Bloomed Without a Name

R6-3-5

「夜は明ける」って 誰かが言って

だけど この闇は まだ深くって

息の音さえ 触れられなくて

ただ 小さな光が揺れてた

足跡は静かに風に消えて

誰も気づかず 過ぎ去っていって

それでも 確かにこの胸で

灯した炎は消えなかった

言葉にならない 痛みを抱えて

それでも 光る何かを信じて

夜を越えたなら 見える景色が

きっと 待っているから

徒花に冠を

咲き方も知らずに咲いた

その花を 誰が笑えるだろう

報われなくても 咲いたのなら

感情の痕跡を すくい取って

今ここに 置いていくよ

繰り返しは 円じゃなくて

ゆるやかに沈む 螺旋だった

戻れるようで 戻れないまま

それでも 君は歩いていた

見えない雨に 打たれながら

儚い夢を 抱きしめたまま

誰にも気づかれず 散るかもしれない

それでも 咲くことを選んだ

言葉には できなかった

それでも 消せなかった想い

胸の奥 触れたその瞬間

きっと 僕は救われた

徒花に冠を

散り方も選べなかった

その願い 今も風の中で

答えがなくても そばにいたい

感情の痕跡を すくい取って

そっと 祈るように

触れれば壊れそうで

触れずにいたまま

それでも 消えなかった

君に似た灯りが

誰も見向きもしなくても

そこに確かに在った

その姿だけで この世界は

少しだけ 優しくなった

徒花に冠を

誰の記憶にも 残らなくても

君が咲いたこと 祝いたい

報いの代わりに この静けさを

優しい名として 残したい

願わくば そのままで

  • Lyricist

    R6-3-5

  • Composer

    R6-3-5

  • Producer

    Sakakibara Koutarou

  • Mastering Engineer

    Sakakibara Koutarou

  • Graphic Design

    Sakakibara Koutarou

  • Guitar

    R6-3-5

  • Bass Guitar

    R6-3-5

  • Drums

    R6-3-5

  • Keyboards

    R6-3-5

  • Synthesizer

    R6-3-5

  • Vocals

    R6-3-5

  • Piano

    R6-3-5

Where Voices Touch the Sky Front Cover

Listen to Bloomed Without a Name by R6-3-5

Streaming / Download

  • 1

    epilogue

    R6-3-5

  • 2

    Flaming Joy

    R6-3-5

  • 3

    Melting Away

    R6-3-5

  • 4

    step

    R6-3-5

  • 5

    Throw It Away

    R6-3-5

  • 6

    Dawn

    R6-3-5

  • 7

    First semester final exam for first-year high school students

    R6-3-5

  • 8

    Ice, the Sky, and You

    R6-3-5

  • 9

    Your Smile, Always

    R6-3-5

  • ⚫︎

    Bloomed Without a Name

    R6-3-5

  • 11

    zion

    R6-3-5

  • 12

    BONUS TRACK -Re:light-

    R6-3-5

あの日の声が、今も胸の奥で響いている。

教室、放課後、夕暮れ、笑い声。
忘れたと思っていた景色が、音楽になってそっとよみがえる。

『響け空まで』は、誰もが一度は過ごした“あの時間”をテーマにした青春コンセプトアルバム。
大きな出来事ではなく、なんでもない日々の中にある輝きをすくい上げ、過去と現在、そして未来の自分を優しくつないでいく。
一つ一つの楽曲が、誰かにとっての記憶の断片となり、それぞれの心にそっと寄り添うように響いていくことを願って。
空へと解き放たれたこのアルバムが、あなたの中の“Zion”へと届きますように。

Artist Profile

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