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『ないゴシュゴ〜布教師』
戸別を重ねた布教師は
聞いて貰える事を
ご守護と呼んだ
聞いて頂けない一軒の
値打ちを見落として
残念だと佇んだ
さぁここ思案‥‥
悉く一軒余さず話を
聞いて貰えたなら
どうなるか‥
布教師は今更に
断って頂いた事の
偉大さに涙滲ませて
”ない”というご守護
あることがただご守護
病人を前に布教師は
取次ぐおさづけ
効く事ばかり
切に願った
さぁここ思案‥‥
悉く取次ぐ人毎
百発百中効いたら
どうなるか‥
布教師は今更に
敢えて鮮やかでない
見えナイご守護の
親心に感服する
”ない”というご守護
あることがただご守護
人を導く布教師は
丹精の名の下に
頭ごなしに考えを
改めさせる事を
おたすけと呼んだ
さぁここ思案‥‥
悉く自分の言うなり
誰も彼もが動いたら
どうなるか‥
布教師は
勝手な己の
ご都合主義を
省みて息をのんだ
布教師は
光の当たった部分しか
ご守護として感じ得ない
己の不甲斐なさに
その場にひれ伏した‥
”成ること”ばかり求めて
遠くへ遠くへこの手を
伸ばした
”ただ在ること”の
ふしぎを見失い
彷徨い彷徨い歩いた
目に見えるご守護
見えナイご守護
効くというご守護
効かナイご守護
おやさまをお慕いする
布教師ならばナイ方の
親心にこそ感謝の
涙を流したい
”ない”というご守護
あることがただご守護