Lyric

悪気のない水はゆっくりと

私の血に混ざり合う

死はいかなる時でも

遠く感じるゆえに吐き出す

愛のようなものを欲しがるけど、

感じるまでにあとどれだけ

故に身の在り方に首を傾げる

こんなにも持ち合わせてない事実

行き場も言わないで

寂れた日に雨が降る

明日も世話しない

体は寝床に帰る

はず

鬼も入らぬ部屋

から聞こえる雷

背中は相当歪んでいる

血肉は切れない、不安でいる

顔はキレのないシワは寄せ集められた

眠そうに彼は執拗に眠るわ

私欲がちょこっと走っちゃって

あそこにひとりはつらいでもまぁ

さては行きすぎた乱暴者

長い歴史の宇宙人ども

言えない優しさは今度にとっといて

抱えて排水を果たす

会いたい彼は消せない

行き場も言わないで

寂れた日に雨が降る

明日も世話しない

体は寝床に帰る