Lyric

すぐに手に入るゆえに飽きやすく

暫時的な悲しみを脱却する機会は？

もしかして心からの叫びは

丁寧に育った過程で置いてかれた

はっきりと要らぬものは削がれてく

人為的な海の渦に目を取られては

知らないのは仕方がないから

ほんの数十秒を汗ばむ思い

陽に焼かれたいもう耐えられないの数十秒は

首筋をかく

深く

鮮明に残る轍は消えぬものだ

崩れやすくなった紙の持つ重さの価値とは

たまに与えられる喜びをも奪う出来事は

明後日に投げてしまったボールの先に

私がいる　とか

知らないのは仕方がないでしょ

あの数十秒は過ぎ去る想い

陽に焼かれたいもう耐えられないもう骨になる

首筋をかく

深く