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ミナスジェライス州ベロオリゾンチ出身、1988年の初来日以降、東京をベースに音楽活動を続けてきたブラジル人シンガーソングライターのマルキーニョス・ラモスが、コロナ禍以前より制作を続けてきたソロ・プロジェクトの楽曲が配信リリースされる。
2023年10月2日にリリースされたシングル「 Fonte do Amor」に続き、第二弾シングルとなるのが本作「Fio Condutor」だ。

「Fio Condutor」とはポルトガル語直訳で「導線」という意味だが、本作では本物の愛情をつなぎ、結ぶ「糸」に喩えた言葉にあたる。人種や国境を越え、世界平和を願い何重にも重ねた純粋な糸を世界中に伝えたいという思いが、歌詞とメロディラインに込められている。

作詞曲は、マルキーニョス・ラモスと、「bambas do samba」というブラジルのサンバコミュニティの一員で有名な作曲家、チキーニョ・ヴィルグラとセルジーニョ・ベアガ、三者の共作となっている。

録音は、ブラジルと日本のスタジオを往復して行われ、最終ミックスダウンはブラジルで完成した。
アコーディオンの美しい旋律が、伝統的な7弦ギターと絡み合うアレンジが素晴らしい。彼のルーツである伝統的なサンバをベースにしながらも、時代を超えた新しいブラジリアン・ミュージックとして開花している。

アーティスト情報

  • Marquinhos Ramos

    マルキーニョス・ラモス Marquinhos Ramos 1964 年ブラジル、ミナスジェライス州ベロオリゾンチ生まれ。 1979年に自身初のリーダー・バンドとして「ドゥオ・ブラジル・パンデイロ」を結成。15歳でプロの音楽家としての活動を始める。 その後メンバーが 1人加わりグループは「トリオ・ ブラジル・パンデイロ」と改名。1983年より多数の海外公演を行う。1988年には日本公演のために来日。以降、日本国内で音楽活動を続ける。 浅草のサンバチーム「仲見世バルバロス」にエンヘードの作曲/編曲を担当。96年、98年、99年の3回の優勝に貢献した。2005年には歌手としてソロ・アルバム『ホーダ・ デ・サンバ』を日本国内でリリース。2012年には「ブラジリアン・インターナショナル・プレス・アワーズ・ジャパン」にて在日ブラジル人男性歌手部門で最優秀賞を受賞した。 また、来日から30年以上に渡り、ブラジルから多くの著名なアーティストを招聘したり「ブラジル映画祭」を主催するなど、日本とブラジルの国際文化交流の分野でプロデューサーとしても活躍してきた。 その貢献は、2020年に在日ブラジル人コミュニティ設立30周年を記念するイベント「30 Anos da Comunidade Brasileira no Japão」にて、日本政府から感謝状が授与された。 近年、シンガーソングライター「マルキーニョス・ラモス」として新しいタイプのブラジル音楽を歌うプロジェクトと、サンバ・ユニットの「トレス・ド・サンバ」をメインにしてライブ活動を再開。 2023年10月2日には、コロナ禍以前より制作を続けてきたシングル「 Fonte do Amor」をリリース。同年12月2日(サンバの日)に第二弾シングル「Fio Condutor」をリリース。そして2024年2月1日には、連続リリース第三弾となり本プロジェクトの要ともなるシングル「Lágrimas」をリリース予定

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