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スティーヴィー・ワンダーを思わせるエレクトリック・ピアノのフレーズで始まりながら、曲はやがてビートルズ風のポップチューンへと展開していく。
自分の不甲斐なさを茶化すような歌詞のテーマには、「I'm A Loser」の面影が感じられ、Kensuke Sudoの音楽的DNAにビートルズが深く刻まれていることが、ここでもあらためて浮き彫りになる。
そんな自己皮肉的なメッセージとは裏腹に、楽曲は軽快でメロディックなポップに包まれており、ロック、ブルーズ、そしてポップミュージックの長い伝統にしっかりと根ざしたシンガーソングライターとしてのSudoの資質が光っている。
すべての楽器と歌を自ら手がける、神戸を拠点に活動するシンガーソングライター/マルチプレイヤー。録音からミックスまでを一人で完結させ、細部にまで徹底的にこだわった楽曲制作を続けている。 2025年8月、2ndアルバム『UnderGROUND』をリリース。今作では「歌いたいことを歌う」ことを何よりも大切にし、楽曲ごとに異なる世界観を丁寧に紡ぎ出している。9歳で始めた「宅録」で培ってきた音楽制作スキルに、“言葉”の表現力が加わることで、サウンドと歌が有機的に響き合う、確かな深化を感じさせる作品となった。 ビートルズをルーツに、ブルーアイド・ソウルやUKロック、ミニマル・グルーヴなどの要素を独自に融合し、DIYポップの新たな地平を切り拓いている。 2024年11月に発表した1stアルバム『NowhereLAND』では、ビートリーなサウンドメイクが注目を集め、アビイ・ロード・スタジオのマスタリングエンジニア、Sean Mageeから「Good song and nice sound, this man should have a bright future.」と高い評価を受けた。その音作りへの姿勢とポップセンスは、すでに海外のリスナーにも届きはじめており、YouTubeチャンネルには国外からのコメントも多数寄せられている。 日常の感情や記憶をすくい上げ、時代に迎合しない“自分の音”を探し続ける。音源リリースを軸に作品としての音楽を丁寧に届けながら、同世代のサポートメンバーとともにライブ活動も展開している。
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