ROOM 105 Front Cover

Lyric

ROOM 105

SK

孤独の時間

神経の先端を研ぎ澄す

重たい蝶番 誰も開けれない扉

乖離してく二面性

固まっていく表情

一体誰かもわからない

映る鏡の向こう

全てを曝け出せば

楽になれるかもな

優しさに触れるその度臆病になる

I'm a stupid 握り潰した幸

心が壊れる前

俺は断ち切る 繋がれた鎖

狂ったよう綴る詩

明け渡した心臓

どうか止めないでくれ

そして求めないでくれよ

再生する調律と体内溶ける抗うつ剤

傾倒する人生こそ最大の幸福

失った時間さえ戻す逆周りの秒針

ないまぜの感情は財産へと変わる

傷のついた指先

行くも地獄 引くも地獄なら

全て受け入れた上で進め

悲しみと喜び

いつも隣り合わせ

月と太陽みたく双極するGemini

閉じていく瞳孔 屍も同然

目を覚せ喜怒哀楽を描き上げる慟哭

最良はそこにない血の飛沫

爆ぜる動脈

ぶっ壊れそうなるmind

隣人と同じよう愛する

振りかざす拳の行方 ようやく知る

光へと近づく糸口 痛みの作品

泥のように落ちる意識

薄暗い部屋 光るディスプレイには

山積する胸中にある文字列

口にしなかった言葉

のしかかる 毒のよう

廻り腐らせるくらいなら独り消化

安息に安寧の日々

砂上の楼閣 揺れ動く蜃気楼

現実 移ろう中間

明日を待つ窓辺にも閉ざしていたカーテン

緩くなったコーヒー液体と化すアイスクリーム

掌からこぼれ落ちるmemory

Goodにbad 互いに釣り合っていた天秤

表せない数軸 感情の中心

引き寄せ合う引力と下がっていった溜飲

惹かれ合うように巡り合わせる運命や偶然

逆らうより受け入れて仲直り

行方知れずの空白

宙を舞うpaper plane

終わりなき小節にはこの歌を手向ける

悲しみと喜び

いつも隣り合わせ

月と太陽みたく双極するGemini

閉じていた瞳孔 屍も同然

目を覚せ喜怒哀楽を描き上げる慟哭

最良はそこにない血の飛沫 爆ぜる動脈

ぶっ壊れそうなるmind

隣人と同じように愛する

振りかざす拳の行方をようやく知る

光へと近づく糸口 痛みの作品

  • Lyricist

    SK

  • Composer

    AHMSAD

ROOM 105 Front Cover

Listen to ROOM 105 by SK

Streaming / Download

  • 1

    Inside-Out

    SK

  • 2

    diamond dust

    SK

  • 3

    Sun goes down (feat. GEN)

    SK

  • 4

    Rain drop

    SK

  • 5

    Skit

    Meguri Sasaki

  • 6

    fall'n love (feat. Eee.)

    SK

  • 7

    Do my thing (feat. USTR)

    SK

  • ⚫︎

    ROOM 105

    SK

岩手県出身、現在は東京・新宿を拠点に活動するラッパー、”SK”による3rd album 「ROOM 105」が、前作アルバムから約1年ぶりにリリース。

今作のタイトルでもある「ROOM105」。
居室の105号室から、混乱や喧騒にまみれ、激動する現代。それらを見つめ何を思い、何を言葉にするかを考え抜き葛藤の末に導き出されたメッセージ性に溢れる作品となっている。

出身地・岩手から東京に拠点を変えて一年。
数多くのアーティストとの制作を交え、これまでの作品のその先の到達点を目指すべく、更なる進化を遂げた。

客演には東北秋田より”USTR”、東京・狛江から”Eee.”。西東京からは今作のmixing/masterringも担当する”GEN”。

ビートメーカーには同郷岩手より以前から親交のある"KALIP"、そして"LOS GOLD"&"WVLMND"に加え、これまでSKと数々の作品を共に制作してきた"Meguri Sasaki"。
東京で邂逅し、MVリリースも予定される”Inside-Out"をプロデュースする”Nxtam”、茨城からは”AHMSAD”、YellowMassより”DealWinSowl”が参加している。

同郷岩手で活動中のコラージュアーティスト"taatuus"が手がけるジャケットには、本作における内省的なリリックを細やかに切り取り、105号室の中で抱き続けてきた感情と外の世界で起こる現代風景を紐付けるデザインが投影されている。

数多くのプレイヤーのサポートにより完成した一作。このアルバムを皮切りに2023年は加速の一途を辿る事は間違いないだろう。
是非その耳で判断して欲しい。

Welcome to ROOM 105.

Artist Profile

THE ROOM

"