

窓をぬけ出しておいで 月あかり照らす通り
いらないものなど置いて 必要なものだけもっておいで
おー ワルツアメリカ
動きだす このダウンタウントレイン
そう なにもいらない 答えなど 用意せずに
世界は大きなお祭り 友情 愛 満ちあふれた
誰かがきっと待ってる その気配 呼び覚ませば
おー ワルツアメリカ
真鍮の警笛が 始まりを告げる
帆船が 港 離れる そのとき
一筋の雷 ひたはしる轟き
夜の空ひらめき からだじゅう貫き
幾千の花火が 咲きほこる喜び
もたれかかっているきみが 眠ってるあいだに
ぼくはこのうたをかいた 手探りで 深く 柔らかいところまで
おー ワルツアメリカ
飛び乗った このダウンタウントレイン
ああ 自由の女神 開拓者 アドベンチャー
もう なにも考えず
おやすみ
ぐっすり
今夜は
- 作詞者
岩下啓亮 Sardine
- 作曲者
岩下啓亮 Sardine
- レコーディングエンジニア
岩下啓亮 Sardine
- ギター
岩下啓亮 Sardine
- ボーカル
岩下啓亮 Sardine

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ストリーミング / ダウンロード
- 1
コーラス バリエーション (a cappella)
岩下啓亮 Sardine
- 2
モノリス (Alternative Version)
岩下啓亮 Sardine
- 3
Dのバラード (Demo)
岩下啓亮 Sardine
- ⚫︎
ワルツ アメリカ Ⅰ (Demo)
岩下啓亮 Sardine
- 5
ひとりぼっち ともだち (Demo)
岩下啓亮 Sardine
- 6
あなたの影になりたい (Demo)
岩下啓亮 Sardine
- 7
ルサンチマン (Demo)
岩下啓亮 Sardine
- 8
スイートイマジネーション (Alternative Version)
岩下啓亮 Sardine
- 9
泣くもんか
岩下啓亮 Sardine
- 10
ふわふわ
岩下啓亮 Sardine
2002年制作のラストアルバム『21世紀のプロテストソング』は最重要作品であり、かかった労力も並大抵のものではなかった。私は前にリリースした『chicane』でバックトラックの稠密さを示したが、続くこの『外伝』では楽曲の成り立ちを明かし、『21世紀のプロテストソング』の構造を立体的に捉えることが可能ではないかと考えた。
『21世紀の外伝』では6曲の簡素なデモと2曲のアウトテイクに加えて、同時期につくった(アルバムとは無関係の)2曲を収録した。
ジャケット写真はアルバム制作に費やしたカセットテープとCD-Rを並べたものである。
アーティスト情報
岩下啓亮 Sardine
鰯こと岩下啓亮 Sardineです。 1983年から2003年までの20年間で、ひとり多重録音した楽曲が約200曲あります。これらを8枚のアルバムにまとめて2024年に順次アルバムをリリースしました。2025年はアンソロジーの代わりに、年代順に編集したアルバムを発表します。 その音楽は、多種多様です。親しみやすいポップスもあれば、社会的視点をそなえたメッセージソングもあります。プログレッシブな構築性もあれば、パンク的な破壊志向の側面もあります。手ごわいピアニストで、マッドなシンセサイザー弾きで、たどたどしいギタリストで、音の読めるベーシストで、緩いリズムのパーカッショニストで、ひとり多重コーラスを駆使する、不器用なシンガーソングライターです。それらすべてのパートが、一つの人格に統合されているのです。 ロマンチックと薄情と情熱の混淆、とりとめもない不安と届かぬものへの憧憬を描いた、オールディーズだけどもエヴァーグリーン。表情豊かな鰯の音楽を、ぜひお聞きください。
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