

昨夜観た映画たちの
記事はもう古く
端末のイチ指示で
行き先も心も変わる
踊れる一節だけを
追いがちだから
求められるから
本音の言葉たちは
隅に置くしかない
速すぎる時代
時間がなくて
余裕もなくて
追いつかなくて
昨夜編んだ手袋が
路肩に落ちてる
捨てきれぬ想いさえも
切り替えなきゃ生きていけないの
優しい生活だけを
生きていたいけど
過ごしたいけれど
日夜の情報たちを
目に入れるしかない
速すぎる世界
僕の気持ちと
君の命の
交わるところ
踊れる一節じゃない
世界への愛を
君への言葉を
悩んだ軌跡たちを
そっと置いていくよ
速すぎる世界に
やがて僕らが
落ち着く頃に
頷けるよう
- 作詞者
木村聡汰
- 作曲者
木村聡汰
- レコーディングエンジニア
木村聡汰
- ミキシングエンジニア
木村聡汰
- マスタリングエンジニア
木村聡汰
- ギター
木村聡汰
- ベースギター
木村聡汰
- キーボード
木村聡汰
- シンセサイザー
木村聡汰
- ボーカル
木村聡汰
- プログラミング
木村聡汰

木村聡汰 の“速すぎる世界”を
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- ⚫︎
速すぎる世界
木村聡汰
本曲は、日々加速する情報社会と、そこに置いていかれる“本当の気持ち”との狭間を描いたオルタナティブロック楽曲です。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONのような疾走感あるギターロックを軸に、NIRVANAにも通じるグランジの爆発力とエモーションを内包。
繊細で哲学的なリリックは、SNS時代の中で本音を隠してしまう現代の“葛藤”をリアルに描き出しています。
本作は、作詞・作曲・編曲・演奏・ミックス・マスタリング、さらに映像制作までを一人で手がける完全セルフプロデュース作品。
リアルな質感とDIYスピリットが融合した一曲として、内省的なギター・ロックを求めるリスナーに強く響く内容です。
「踊れる一節じゃない 世界への愛を 君への言葉を」
このフレーズに込めた想いが、今この瞬間にも届くことを願っています。
アーティスト情報
木村聡汰
作詞作曲から演奏、録音、ミックス、マスタリング、映像編集、さらには広告運用まで全てを一人で完結させているシンガーソングライター。 Y2Kを彷彿とさせるギターロックを中心に、ポップでロックな楽曲を展開する。 これまで作曲家、レコーディングエンジニア、ギタリスト、音楽理論講師、音楽ディレクターなど多方面にプロの音楽を経験してきたことも特徴で、多角的に音楽と向き合っている。 法政大学文学部哲学科卒。歌詞の内容も哲学的な思索や「人生」「人間」といった壮大なものが多く、また自身の思想についても各種SNSにて発信している。
木村聡汰の他のリリース
Philosophy Records