Lyric

いつも心は泥遊びして

傷だらけのまま

眠る夜を経た

どうかなこの先震えた手から

取り零してしまう

恐れも抱えて

何度でも繰り返す

僕らの旅先は

時間が無くて

おはようとサヨナラが

いつだって

心を乱してる

哀しい音色がほら

痛みを奏でて

高鳴る鼓動の上

揺らめいた

存在を歌おう

恋しくなるのは懐かしの色

日焼けした紙に

描かれた標

後悔しないで歩けたのなら

水浸しの空

飛び込むこともないから

鞄に詰めた傘と

僕宛ての手紙を持って

洗濯の合間から

洗いざらしの手で

哀しい音色がほら

痛みを奏でて

高鳴る鼓動の上

揺らめいた

存在を明かそう

歌おう

明るい音色がほら

虚しい嘆きもほら

全ては内側へと

落ちて

リズムを刻むよ

もう

離れていても　離さないで

壊れていても　抱えていて

忘れられない　あの日の夢

僕はずっと　一人きりで

出会いはいつも　回り道で

立ち止まれない　僕らの旅

鼓動が止まる　その時まで

僕は今も　歌い続けるよ

ああ