生きたい その一言が
死にたい そう聞こえたようで
何度 何度繰り返せど人は去り行く
春を夢見し華の蕾も
決して色をつけず
開く小説の隅に書かれた哀れの文字は
会えない絶えない人の名前と
映えない変えない時代の欠片
寂しさを埋めることは誰もが抱いた妄想
言えない見えないその優しさは
癒えない消えないこの悲しさだ
選んですがって 届いた世界は
繋いだ灯火も吹き消されていく
春を夢見し華の蕾も
決して色をつけず
日向に咲く葵の花びら
夏の風に落ちる
許さない許せない過去、未来、今も耐え続けた先に何が
返して見えてた頃のその笑顔
決して色あせず
幸せを謳う人の声に
救われる筈もない
無くしたものの数を数えて
生かされているだけ
わかっていた。わかっている。命の役目を
残されていた。与えられた。繋ぐ命。
- Lyricist
KEIYA, Yasu
- Composer
Yasu
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