Lyric

眩しいスポットに 目を擦り

瞼の裏に浮かんだ思い出

「あの日の約束、覚えてる？」

胸の奥で　囁く声

テントの中で カラフルパレード

妖艶舞い踊るショーで　憧れを見つけた

勇気振り絞り　緊張のオーディション

頼りない手で掴み取った　大チャンス

憧れた夢への スタートライン

転んだ数だけ 強くなるって

涙色の床に 誓った日の事

ほらサーカスの鐘 鳴り響くたび

ドキドキが 広がっていくんだ

ふわり ふわり　宙を舞う度に

「私なら出来る！」って、心で叫ぶ

ぽろり ぽろり　 こぼれる雫は

夢への道しるべ 　もう一歩だけ

踏み出してみようよ　夢のステージ

優美に舞い踊る　あの先輩の背中

小さな私は　とても眩しかった

でも憧れてるだけじゃ　超えられないの

涙でステージが 滲んだ朝に

遠くから聞こえる 独り言の拍手

「大丈夫だよ」って そっと背中を押す

震える指先を グッと握りしめた

今日も その声を信じたい

ゆらり ゆらり 　心が弾む

キラキラの未来　 掴みたくって

ぽろり ぽろり　 痛みを超えて

きっと笑える日が来るから

ちょっとずつでも 進みたい夢のステージ

テントの隙間から 覗いた月は

いつだって変わらぬ 光をくれるの

声が枯れても 手足が震えても

ここが私の 居場所なんだと

失敗を恐れて 怖くなったとき

師匠の言葉を　そっと思い出す

「誰もが主人公 それがサーカスさ！自分の物語を諦めるな！」

その一言が　 涙を溶かして

暖かい勇気に 変わっていくんだ

くるり くるりと　 飛んでる姿

ギュッと抱いた 　夢を魅せたい

めぐり めぐる　 紡ぐ物語

今なら魅せられる　私のドリームステージ

ここに生きてる その証

みんなの拍手が　 胸に沁み込んで

青白色に 朝日が差し込む

涙と笑顔が　交じり合う場所

そこで　私が魅せてあげる

Dream stageは いつだって

涙色で 輝いてるんだ