桜はとても綺麗でしたのジャケット写真

歌詞

桜はとても綺麗でした

日登里 林

使い果たした地図を丸め

使い古した心は消え

もう寝るしか無い時間も

何かを始めようとしたい

だんだん気温は高くなり

だんだん気分は沈んでく

それでもあの人よりマシと

マトモな証拠を探してる

やっと 乗り越えた厳しさの

二月 あの寒さは優しい

ここは 思っている以上に

願い 叶わない

桜と一緒に散ってしまいました

花咲く前に見えた楽園は幻

こんなハズでは無いと思ってました

表紙で取った生活は

嘘ばかりの台詞でした

ひらり ひらり

夏には辿り着けずに散っていく

ひらり ひらり

また春が来ても忘れられていく

ここまで来たからには…

もし逃げ出してしまったら

また空を見て彷徨うでしょう

繊細に育ったもの

乱暴な雨が降り

思い知らされた命脆い

桜と一緒に散ってしまいました

言い返す気持ちも使い切りました

四月の期待 だいぶ薄まりました

苦しみは無くせないから

気にしないようにしました

信じることに縋っていました

賢くなった人は卑怯な手 学びました

君は今でも同じ気持ちですか

来年に咲く花たちは

せめて長く見れますように

ひらり ひらり

思いやりだけは落とさないように

ひらり ひらり

また諦めた順に大人になる

  • 作詞者

    日登里 林

  • 作曲者

    日登里 林

  • ミキシングエンジニア

    相田ピンク

  • マスタリングエンジニア

    相田ピンク

  • ギター

    日登里 林

  • ボーカル

    日登里 林

  • アダプター

    日登里 林

桜はとても綺麗でしたのジャケット写真

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    桜はとても綺麗でした

    日登里 林

日登里 林(Hinobori Hayashi)名義での第一作。作詞・作曲に加え、初めて編曲までを一貫して手掛けた記念碑的なシングルです。

楽曲は、焦燥感を煽るような高速のアコースティックギター・ストロークで幕を開け、そこに重なるピアノの旋律が美しいコントラストを描き出します。BPM174というハイテンポなアンサンブルには、理想と現実に引き裂かれる心の動揺と、それを音楽に昇華させようとするアーティストとしての覚悟が刻まれています。

歌詞では、新生活への期待が脆くも崩れ去る様を「桜が散る姿」に投影しました。「二月の寒さは優しかった」と振り返るほどの過酷な春。他人と比較して自らの正当性を探しては、理想という名の幻に打ちのめされる。「諦めた順に大人になる」という一節は、痛みを抱えながらも生きていかなければならない私たちの、残酷なまでの成長を象徴しています。

アーティスト情報

  • 日登里 林

    日登里 林 (ひのぼり はやし) 誰もが生きていく中で抱える「痛み」。それを和らげるでも、背けるでもなく、ただ直視して向き合う。彼の音楽の根底には、常にその生々しい感情が流れている。 学生時代のイジメや失恋、ビターな現代社会に対するアンチテーゼ、そして大人になることへの抵抗。彼自身が深く傷つき、「他者からの共感」に飢えていたからこそ、「この気持ちは自分だけではないはずだ。同じ痛みを抱える誰かを救いたい」という切実な願いが、作詞の原動力となっている。 複雑で繊細な言葉の数々とは裏腹に、紡がれるメロディーはどこまでもシンプルでストレート。耳に残るポップネスを追求した楽曲アレンジは、独学ゆえの衒(てら)いのなさが生んだ彼だけの武器だ。 歌、演奏力、知識――すべてにおいて「突出したものがない」と自省しながらも、「ひとりでできることを増やそう」と日々、愚直に鍛錬を重ねる姿。その不器用なまでの実直さが、今、同じ迷いの中にいる人々の心を強く揺さぶっている。

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