歌詞

頬を撫でてゆく 冷たい風に

彩る街と 恋人たち

霞んだ視界は 雪解けにも似た

滲む涙が 咲いていた

風がそよいだ

指輪を捜るように

あの頃の記憶と共に辿る

途切れた 羨望 愁い 迷い

絡ませた想い散りばめて

今、空に光る…

失くさぬように

忘れぬように 注いだ星達は

風に煽られて ぼくを包んだ

夜空のイルミネーション

「いつかはぼくも…」

遠く、空に想ふ

ぼくには足りない？

あなたは満ちてる？

いつから闇が 犇めいて

本当は怖くて 辿るように叫んだ

声が枯れて 涙忘れても

尖ったままの 心を休めては

流されぬよう 強く握った

そうさ… ホントの未来だなんて

飲み込んだ 傷みは生きる糧

天を睨んだ

前へ進むために…

あの頃の記憶と共に生きる

心は 鎮めて 悟れぬように

閉ざした扉を蹴り上げて

今、空へ堕ちる…

壊れぬように

離されぬように 語る星達は

風に煽られた ぼくを包んだ

無限のイマジネーション

「ひとつになれたら…」

遠く、空に嘆く

永遠を信じてた

ぼくはぼくを許しはしない

何処にもない

夢から まだ抜け出せず

確かな静寂は優しくて

ぼくは眠ってた

明日になれば

この想いは 枯れてゆくの…

風に任せても ぼくは泣いていた

子供の頃のまま

消えぬように 壊れぬように

抱きしめた願いは

風に攫われて ぼくは許した

夜空に溶けてゆく

「いつかはぼくも…」

遠く、空に想ふ

Fallin' Snow