心が揺れている
My heart is shaking
理由は分からない
I don’t know why
正しいことを選んだはずで
I thought I chose what was right
でも何かが欠けてる
But something’s missing
言葉にできない違和感
An unspoken discomfort
胸に残ってる
Still stays inside
進んでいるのか
Am I moving forward
立ち止まっているのか
Or standing still
揺れる境界線の上
On this unstable line
答えはまだ見えない
The answer’s still unseen
間違っていたとしても
Even if I was wrong
ここにいる理由はある
There’s a reason I’m here
守れたものと失ったもの
What I saved and what I lost
重さは同じで
They weigh the same
後悔だけが静かに
Only regret quietly
足元を揺らす
Shakes my ground
逃げたい夜も
On nights I want to run
逃げられなくて
I can’t escape
揺れる境界線の上
On this unstable line
踏み出す勇気もなく
Without courage to step out
それでも時間は
Still, time keeps
僕を先へ運ぶ
Carrying me forward
壊れそうなのは
What’s about to break
世界じゃなくて
Isn’t the world
たぶん僕自身だ
It’s probably me
揺れる境界線の上
On this unstable line
答えはなくてもいい
Even without answers
この揺れを抱えたまま
Holding onto this sway
前に進めばいい
I can keep moving
まだここにいる
I’m still here
- 作詞者
RADIAL VECTOR
- 作曲者
RADIAL VECTOR
- プロデューサー
RADIAL VECTOR
- ギター
RADIAL VECTOR
- ボーカル
RADIAL VECTOR
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UNSTABLE LINE
RADIAL VECTOR
「UNSTABLE LINE」は、アルバム『AFTER THE WAVE』の中間点に置かれた、
感情の揺れと迷いを描くエレクトリックロック・トラック。
戦いでも日常でもない時間。
進んでいるのか、立ち止まっているのかさえ分からない状態。
その曖昧さこそが、この曲の中心にある。
抑制されたビートと静かに脈打つエレクトロニクス、
感情を叫ばずに語る男性ヴォーカルが、
踏み出す前の不安と、それでも前へ進もうとする意志を描き出す。
「UNSTABLE LINE」は、答えを出すための歌ではない。
揺れながらも立ち続ける、その瞬間を肯定するための一曲だ。
アーティスト情報
RADIAL VECTOR
RADIAL VECTOR（ラジアル・ベクター）は、電子ノイズとロックサウンドを融合させた“ネオン都市型エレクトロロックユニット”。 鋭利なギターリフ、金属的なブレイクビーツ、そして静と爆発を行き来するエモーショナルなボーカルが特徴で、 崩壊と再生、衝動と静寂といったコントラストをテーマとした楽曲世界を構築している。 都市の闇に差し込むネオンの光、電子回路のように脈打つサウンド、 そして人間の内面に潜む“壊れそうな衝動”を音として可視化し、 作品全体に映画的な緊張感とエネルギーを宿らせている。 ワンオクのエモーショナルさと、Boom Boom Satellites の電子的破壊力を併せ持つ、 現代エレクトロロックシーンの中でも異彩を放つ存在。
RADIAL VECTORの他のリリース
SNAP
