※ 試聴は反映までに時間がかかる場合があります。
※ 著作権管理事業者等が管理する楽曲は試聴できません。
「キャスルレイのエア 電報」 Castlerea Air, The Telegraphic Message, Irish Traditional,
Journal of the Irish Folk Song Society vol.18, (1921) に収録。J. T. N. Leeによってアイルランド西部ロスコモン州キャスルレイのフィドル奏者から採譜された単旋律のエア。リーの手稿譜には The Telegraphic Message (電報) という風変わりなタイトルが記されていた。はんなりとして、スペインのフォリアのように永遠に繰り返して弾いていたくなるような魅力がある。
楽器設計、製作、編曲、演奏:寺本圭佑
カバーアート『空想する時間』 F15:中井智子
使用ハープ
桐製金属弦ハープ (op.253, 12弦, G1-D3)
メープル製金属弦ハープ「シナモン」 (op.347, 27弦, G2-E6)
ヒノキ製金属弦ハープ「龍のハープ」 (op.311, 20弦, G3-E6)
ゆりのき製金属弦ハープ (op.345, 20弦, G3-E6)
2列弦リンデン/桂製カーボン弦ハープ (op.346, 40弦, G2-E5, ユニゾン)
寺本圭佑(てらもとけいすけ)ハープ 京都市出身、横浜市在住。雨田光示氏にハープ、坂上真清氏にネオ・アイリッシュ・ハープ、樋口隆一氏に音楽学を師事し、失われたアイリッシュ・ハープの音楽美意識を追求。18世紀以前のアイリッシュ・ハープの研究により芸術学博士(明治学院大学大学院)。2017年と22年、BS-TBS「こころふれあい紀行~音と匠の旅~」にアイリッシュ・ハープ研究家として出演。ケルトの音色を現代によみがえらせる活動を取り上げられる。『ケルト文化事典』(東京堂出版)の「ハープ」「オカロラン」等、『浜松市楽器博物館総合案内図録2020』「アイリッシュ・ハープ」の項目を担当。横浜と京都でハープ教室を開講し400名以上を指導。2014年から独学で347台以上のハープを制作(2025年4月現在)。この楽器の普及活動に役立てている。2022年『20弦ハープで奏でる366の曲集』を上梓。2024年3月22日から毎日18時に自作ハープによる演奏動画をYouTubeにアップしている。www.youtube.com/@telynmoto