夕方のメロディー
もし魔法が解けるなら
きっと今だ、と焦ったんだ
別れ道の目印
見えたから rit a rit
歩幅狭めた
空は二色に混ざりゆく
オレンジと紺色の間に
キリトリ線が描かれていく
光る飛行機に伝言を
「どうか、どうか、あの子と
別の空に切り離さないで」
心通り メロウに
この街風に溶けるなら
きっと今だ、と瞼閉じたんだ
きみの好きなうたが
流れたから little by little
靴音を速めた
それは光の通り道
街灯と三日月の間に
キリトリ線が描かれていく
光る飛行機に伝言を
「どうか、どうか、あの子と
別の空に切り離さないで」
- Lyricist
sayuta
- Composer
sayuta, Shungo Kaneto
- Producer
Shungo Kaneto
- Recording Engineer
Shungo Kaneto
- Mixing Engineer
Shungo Kaneto
- Mastering Engineer
Shungo Kaneto
- Guitar
Shungo Kaneto
- Vocals
sayuta
Listen to Cutting Line by sayuta
Streaming / Download
- 1
Encore
sayuta, Shungo Kaneto
- 2
Digital
sayuta
- 3
Magic
sayuta
- 4
Effect
sayuta
- 5
Train Window
sayuta
- 6
Fireworks
sayuta
- 7
Pop the poppers (feat. Ami Taguchi)
sayuta
- ⚫︎
Cutting Line
sayuta
3作構成からなる“Melody Line”から2作目は-YELLOW-。
サウンドプロデューサーには引き続き、金戸俊悟(Shungo Kaneto)を招き、前作を超えるサウンドを目指した。
前作-BLUE-の王道POPS要素に加え、今作では更にサウンドを洗練。
M1では80'sサウンドを再解釈。sayutaらしいポップス感と、シャープなグルーヴや転調による展開など、今までのsayutaには無かった新しい要素を感じさせる。
EDM要素とポップスを融合させたM2では普段のアコースティックなパフォーマンスから更に飛躍。また、後半のストリングスで泣かせて来るあたりにアレンジの妙を感じる。
「ここでも80'sのディスコストリングスを入れてみた」とはアレンジャーの金戸談。
2人の音楽のルーツの一つに80年代のサウンドが流れていることを感じさせる。
M3では暖かなグルーヴにシンセサイザーの柔らかなエッセンスを、M4ではシンセサイザーやストリングスで幻想的で妖艶な世界を演出。
「グルーヴで聴かせるだけでなく、各曲に明確なテーマを設けた」と二人は語る。
後半はまた雰囲気が変わり、歌詞が導く世界の色彩がより鮮やかに。車窓から繰り広げられる懐古と想像と現実を見事に演出したM5。華やかさの中にどこか切なさを感じさせるM6。さらにM7では楽曲のモデルである田口亜美(羊亭ピンク)がリアレンジで参加。
マイク一本による収録であるM8では「普段の二人の空気感や、部屋の雰囲気まで真空パックにしたかった」と語る。
今後の更なる展望を感じさせる意欲作となった。