歌詞

ピロートーク

白神 真志朗

「私にはこの世界に

あなたしかいないの」

なんて馬鹿なドラマに悪態をついて

誰かの呼び出しで

消えていった体温に

唇をかむ

私をいなかったことにしている

「夢が叶えばこう、

だからもう少し待って」

なんてありもしない

種に水を撒いては

笑いかける

詐欺まがいに乗せられている

そんな私を上手く嫌いになれないな

わかっているからお互い様だよ

利用してるだけ

あなたもきっとそうでしょ

叶わないひとの身代わりにしてよ

嫌いじゃないなら

「どうでもいいよ、

もうこれ以上構わないで」

なんて

先に言ってやりたいと思うけど

何と戦ってるんだろうって

我にかえって

また失うことが怖くて逃げ出した

閉ざしたままでも嘘をついてでも

着飾っていれば

繋がっていられるから

都合いいことを今だけ言葉で

聞かせてほしいよ

夜が空けるまではあなたが好きだよ

頷くだけなの

どうせ互いに傷の舐めあいなら

演じてみせてよ

わかっているからお互い様だよ

利用してるだけ

あなたもきっとそうでしょ

叶わないひとの身代わりにしてよ

嫌いじゃないなら演じてみせてよ

夜が空けるまでは

騙されていたいんだ

  • 作詞

    白神 真志朗

  • 作曲

    白神 真志朗

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