僕の認識する世界の話をしようか
僕の認識する世界の話をしようか
僕がどう叫んだって変わらない世界で
僕の認識する世界の話をしよう
君の認識する世界の話はどんなで
君の認識する世界の話はどんなだい
君がどう望んだって変わらない世界で
君の認識する世界の話が聞きたい
僕の世界は 君の世界は
僕等の世界は 僕等の世界さ
君の目に映る世界には善人が何人居て
君の目に映る世界には悪人が何人居る?
多数決的に決められた価値観の波に飲まれ
洗脳に近い感情にたゆたい誰の言葉を吐いてやがる
「僕の目に映る世界には善人が一人も居ない」
「僕の目に映る世界には悪人が六十八億人」
多数決によって導き出された真実、虚実
そんなものを只瓣呑みにして笑っている
テレビ、ラジオ、新聞に打ち出された文字列を斜め読みして
ダレノコトバヨハイテヤガル
世界の終わりも始まりも 正解間違いも
僕等の返答次第なんだ
叫んだ 必死に叫んだ 僕等の世界は
僕の認議する世界の話をしようとしたら君は目を閉じる
君の見てる世界の話に僕は耳を塞いだ
僕がどう変わったって変わらない世界は
僕はそんな世界を知りながらもやってのけたいんだ
奥の奥底から脳味噌の線を辿って行く
そして そうして 星達は廻り始めるんだ
そして そうして 朝焼けタ暮れへと経る
世界の終わりにこ正義、悪、真実、矛盾、全てが
あの日の世界を見た
叫ぶ声、歌、言葉、感傷、確かに此処で僕等は
あの日の世界を見た
- Lyricist
Tetsuro Kunimoto
- Composer
Tetsuro Kunimoto
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Over Time
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Brain Rider Don't Sing Love Song Tonight
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Days in Tokyo
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2010年3月18日、午前02時05分、札幌に住む一人の25歳青年は羨望を抱いていた。その夜もきっと街のどこかで行われていたであろう豪勢で少しエッチなパーティーの参加者や、数百人規模の会場がソールドアウトしているライブでステージに立つロックスターや、はたまた夫婦生活30年を超えても仲の良い両親の姿に、青年は羨望を抱いていた。
憧れのロックスターの享年まであと2年、変人の振りも上手くできなかったし、甘く不真面目な本性も隠し切れなかった。
暗い部屋のカーテンを開けると、その日夜空には大きな月が出ていた。
先のパーティー参加者やロックスター達はきっと屋内で酒を飲んでいるし、両親は既に寝ているはずなので、この月の光が見えているのは自分だけなのではないか、と青年は思った。
愛や平和に興味がなくて、酒やドラッグに溺れることもできない青年は、そんな凡百な自分にしか見えない「光」がきっと自分を証明する答えになるのではないかと、深夜時間帯特有の思考回路の下考え及ぶ。
大小種類様々あれど、人の悩みは尽きず、全ての自問自答と決着を付けるべく人生は進む。
浅はかな25歳青年は、そんなことを考えて9つの曲を作り、CDをしたためた。
光のようなカタルシスを得るべく、不特定多数の中の特定の誰かに自分の歌を聴いて欲しくて、その誰かの感情が1ミリでも動いたならばと、切に願ったそんなアルバム。
Artist Profile
adachi please
札幌市にて2005年結成の四人組ロックバンド。5年間、青春の全てを懸けて駆け抜けた末、2010年に解散。11年の時を超えて2021年再結成。一度社会に与した彼らの歌は確実に誰かのど真ん中と成って甦る。This is 安達プリーズ、青春は今ここからである。
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