Lyric

君を悲しませる多くの痛みに僕は何が出来るのかな

君と出会ってから心臓が二つ胸に生まれた

昏い海の上に舟を浮かべ

沈まぬように二人で抱き合った

空気に温度を孕ませながら

そっとそっと生きてく

世界のどこかに知らない君がいても

笑って生きるだろう

君との思い出が呪いみたいに煌めいて

苦しいくらいに呼吸を続ける

君と過ごしてから初めて気付いた消えない思いがたくさんある

今までの景色を塗り替えるように日々が色付く

頼り無い炎で温め合い

凍える夜を指折り数えた

いつか時が経って年老いても

ずっと思いは一つ

世界のどこかで今も生きてる君が

どうか笑っていますように

伝えたい言葉が二人変わらないまま

離れないように傍にいられたら

きっとまだ月が見えるベッドで

静かに手を重ね合う夢を見ている

どこにいても何をしてても

まだ瞼に裏に浮かぶのは

世界のどこかに知らない君がいても

笑って生きるだろう

君との思い出が呪いみたいに煌めいて

苦しいくらいに呼吸を続ける

他の誰かを愛したとしても

君だけは特別な存在で

いつか交わした二人だけの記憶を

忘れないように生きていけたら