Lyric

春の日差しを受けた市街地で　知らない人に渡された花束

風の便りの後の疲労感　注がれた水も飲まずにあなたは

夏の終わりを彩る景色の　真中に立って姿勢を正して

赤と水色の絵の具を混ぜて　出来上がる色の欠片を探して

間抜け面した男の覚悟が　青い空に紛れ込んでしまうと

いつか思い浮かべた光景を　夢で見る為に寝込んでしまうよ

明日終わりが来るかわかるかは　頼まれたことの進捗次第だ

季節の香りが重なる位で　慌ててしまって深刻みたいだ

華やかさ　確かに

軽やかさ　始まり

艶やかさ　はにかみ

派手な傘　明日に

輝ける空　いつかそのままに

鮮やかな様　今が新しく

艶やかであれ　まるで透き通る

思い出の中　笑い声の後

きちんと並べてしばらく眺めて　ここぞと思う所からなぎ倒す

厚手の布を持ち上げてみても　何も現れないのでやり直す

終わりと始まりの合図の音を　聞き流し誇り高く生きようか

本当の事はそんなには無いと　意見は一致しお昼にしようか

いないと気付いた時すでに遠く　さわやかな日常の無事を祈る

愛と自由の折合いを付けに　真夜中の国道を西へ急ぐ

鍵をしまって置いた場所だけは　何度でも確認をしておこうか

次の部屋のドアに続く廊下　前はこんなに長かったろうか？

派手な傘　預かり

鮮やかさ　かすかに

穏やかな　春が良い

穏やかな　春が良い

輝ける空　いつかそのままに

鮮やかな様　今が新しく

艶やかであれ　まるで透き通る

思い出の中　笑い声の後