Lyric

火がついたのは　心じゃなくて

マフラーから漏れた　本音だった

琴の音が　夜に刺さる

答えなんて　煙の中

言葉は全部　排気に変えた

やさしさなんて　燃費が悪い

目をそらしたら　終わりだから

フロントガラスに　しかめっ面で走れ

きしむハンドル、焦げる鼓動

ハイビームでごまかした感情

アスファルトが「嘘つくな」って

叫ぶたび、もっと　加速する

エンジン音より　心がうるさい夜

でも止まるって　選択肢は

この街には　存在しない

青い煙が　踊ってる

まるで　過去が　手を振るみたいに

傷ついても　走った証

この道だけが　本物だった

青い排気が　空に消える

名前もないまま　叫んでた

くだらなくて　最高なこのスピード

誰にも奪わせない

Koto riffs cut through static rain

My words drop faster than any chain

Tailpipe tears and bloody breath

I’d rather burn than fade to death

意味のない夜に

意味をつけたのは　あの時の叫び

カーステから流れた　自分の声

信じられたのは　それだけだった

ドリフトで流した未練が

またひとつ　火花になった

「もう無理かも」って声を

回転数で　踏み潰す

青い煙が　踊ってる

まるで　過去が　手を振るみたいに

傷ついても　走った証

この道だけが　本物だった

青い排気が　空に消える

名前もないまま　叫んでた

くだらなくて　最高なこのスピード

誰にも奪わせない

琴の音が　最後まで響いてた

ガソリンのにおいと　一緒に

青く光った　この一瞬だけが

オレのすべてだった