Towanikaeru Front Cover

Lyric

Kironite

Ruby Seaside

帷が降りた無声映画のような夜

立ち尽くしたホームに響く

最後の知らせは聞き逃した

家路に着く並木路に敷かれた無数の水溜り

まだ生き残る街灯の反射で世界を彩る

日を跨いでも昨日を終わらしきれない

諦めの悪い子供たち明日を忘れて

気を欺いても昨日を終わらせるから

最後の交差点で

見上げた空はいつまでも変わらないまま

世界の果てまで繋がり続けて

訪れる晴れ間は表情を変えないから

今日この街を後にする

街灯が照らした寂しさの1人歩き

蚊帳の中で無限に広がり続ける闇を

世界に閉じ込めて

羽を広げて何処までも飛び続けよう

居場所を持たない僕らは

自由でどこへだっていける

その先が闇だろうとその手は離さないから

またこの街に帰ってくるよ

帷が降りた無声映画のような夜を

引き裂くように日が差した

憂愁を湛える心をそっと落とした

最後の交差点で

見下ろす街が綺麗に見えないこと

愛の意味が分からなくなったこと

訪れる晴れ間は表情を変えないから

握った手を離さずに

ねぇなにもないよこの街も世界もさ

ねぇなにもないよこの夜から逃げ出そう

帷が降りた無声映画のような夜に

最後の旅立ちを

帷が降りたらさよならを

  • Lyricist

    Kairu

  • Composer

    Kairu

Towanikaeru Front Cover

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    Haruwonomu

    Ruby Seaside

  • ⚫︎

    Kironite

    Ruby Seaside

  • 3

    Hakike

    Ruby Seaside

  • 4

    Aogakesu

    Ruby Seaside

Ruby Seasideが2枚目となるE.P.「永遠に還る」をリリース。前回リリースされた「Kamitsure」にも収録されている「春を飲む」はリミックスされてリード曲で収録。さらにフルアルバム「Kodoku」にも収録されていた「青が消す」はついにフルver.として再収録。他2曲の新曲を含む4曲入りのE.P.となっている。

Artist Profile

  • Ruby Seaside

    古都奈良発。Vo.&Gt.カイルが書き出す真っ直ぐな歌詞を 不安定なコード感や、変拍子による3ピースのバンドアレンジで 表現するギターロック・オルタナティブロックバンド。 「心の死と再生」を表現の中心とし、 人々の葛藤やジレンマなど、思い悩む心をぶち破る攻撃的楽曲から 時に寄り添い合えるような楽曲をも武器としている。

    Artist page


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