工房ムジカ、令和六年夏。空、鈍色。天気、雷雨。のジャケット写真

歌詞

たった一つだけの記憶 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)

鈴木 諭

骨拾う

人にしたしき

すみれかな

或る夏の終わり

蕪村の俳句を読んで

思い出す古い記憶

たった一つだけの

おじいちゃんの記憶

八竜の火葬場

慟哭する叔母さん

横たわるおじいちゃんの寝顔

真っ赤な炎がガラスの向こう

小さな手でトングを持って

白くなったおじいちゃんを拾った

或る夏の終わり

蕪村の俳句を読んで

思い出す古い記憶

たった一つだけの

ひいおばあちゃんの記憶

八竜の老人ホーム

預けられたひいおばあちゃん

ここは嫌だともがきだし

職員に取り押さえられ

必死に何かを叫んでいた

それからほどなく

ひいおばあちゃんも亡くなった

たった一つだけの記憶

たった一つだけの記憶

  • 作詞者

    鈴木 諭

  • 作曲者

    鈴木 諭

  • ミキシングエンジニア

    鈴木 諭

  • マスタリングエンジニア

    鈴木 諭

  • ギター

    鈴木 諭

  • ボーカル

    鈴木 諭

工房ムジカ、令和六年夏。空、鈍色。天気、雷雨。のジャケット写真

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  • 1

    犬の川 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)

    鈴木 諭

  • 2

    空っぽの青い犬小屋 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)

    鈴木 諭

  • 3

    じゅんさいになった猫 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)

    鈴木 諭

  • 4

    亀のいる木橋 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)

    鈴木 諭

  • 5

    泣いているのはなまはげです。 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)

    鈴木 諭

  • 6

    遠い昔の冬の空 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)

    鈴木 諭

  • 7

    ブラジルで夢を見よう。 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)

    鈴木 諭

  • ⚫︎

    たった一つだけの記憶 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)

    鈴木 諭

  • 9

    朗読・帰郷 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)

    鈴木 諭

  • 10

    友川カズキを聴きにゆく (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)

    鈴木 諭

  • 11

    朗読・自殺者対策会議 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)

    鈴木 諭

  • 12

    裏日本 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)

    鈴木 諭

  • 13

    朗読・生きてて良かった。 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)

    鈴木 諭

  • 14

    アトピーのうた (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)

    鈴木 諭

  • 15

    盛岡、雪。上田病院。 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)

    鈴木 諭

  • 16

    朗読・月曜日の雪 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)

    鈴木 諭

  • 17

    月曜日の雪を知っている (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)

    鈴木 諭

  • 18

    朗読・27年前 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)

    鈴木 諭

  • 19

    私は婆さんの死を知らない (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)

    鈴木 諭

  • 20

    アンコール (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)

    鈴木 諭

  • 21

    夏の風はいつも苦しい (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)

    鈴木 諭

2024年7月20日に工房ムジカにて行った、初・独演会『27年前の私に送る秋田の詩たち。』の模様を全編音源化。当日は酷い雷雨。演出かのように入り込む雨と雷の音。ライブの内容も圧巻。
店主・葛原りょう氏はライブ後に、以下のように書き残している。
「こんなに全身血の気の全力で引くライブは初めてだ。
圧倒的な虚無感。語りの冴えが痛ましく、リアルの極み。
月曜日の雪。犬の川。亀の串刺し、ばあちゃんの遺影。
上田病院。アトピーの歌。怒涛のギターの畳みかけ。
言い尽くせぬライブだった。
たしかに梅雨明けの日暮里は雪国だった。」
筆舌に尽くしきれぬ地獄の世界、心して体感して貰いたい。
いざ、地獄の世界へ。

アーティスト情報

哥処 墨林庵

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