

寿司屋で修行中の太った兄さん
煙草の好きだった熊本のお姉さん
同じ病室の国語の先生
一つ年上の賢しらなあいつ
みんなみんな
病気で繋がれた友だち
盛岡
踏切
上田病院
茶色いレンガ
山頭火
塩ラーメン
南部
せんべい
スーパー
買った
ネギトロ巻
廊下
一番
奥の
病室
雪
ぢっと見ていた
カブトムシと笑ってた先生
コナンの話をしてくれた
優しい看護婦さん
白鳥のいる公園を一緒に
ランニングした茶髪のお兄さん
父と競馬場の話をしていた
タールを塗ったおじさん
みんなみんな
病気で繋がれた友だち
盛岡
踏切
上田病院
茶色いレンガ
山頭火
塩ラーメン
南部せんべい
スーパー
買う
ネギトロ巻
病室
雪
ぢっと
見ていた
ホワイトアウト
何も見えない
今も見えない
仙岩トンネル
抜けても真っ白
ずっと真っ白
続く地吹雪
忙しなく動くワイパー
上向きにしたライト
光だけ見える対向車
何にも見えない
何にも見えない
真っ白だ
真っ白だ
真っ白だ
- 作詞者
鈴木 諭
- 作曲者
鈴木 諭
- ミキシングエンジニア
鈴木 諭
- マスタリングエンジニア
鈴木 諭
- ギター
鈴木 諭
- ボーカル
鈴木 諭

鈴木 諭 の“盛岡、雪。上田病院。 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)”を
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- 1
犬の川 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
鈴木 諭
- 2
空っぽの青い犬小屋 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
鈴木 諭
- 3
じゅんさいになった猫 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
鈴木 諭
- 4
亀のいる木橋 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
鈴木 諭
- 5
泣いているのはなまはげです。 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
鈴木 諭
- 6
遠い昔の冬の空 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
鈴木 諭
- 7
ブラジルで夢を見よう。 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
鈴木 諭
- 8
たった一つだけの記憶 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
鈴木 諭
- 9
朗読・帰郷 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
鈴木 諭
- 10
友川カズキを聴きにゆく (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
鈴木 諭
- 11
朗読・自殺者対策会議 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
鈴木 諭
- 12
裏日本 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
鈴木 諭
- 13
朗読・生きてて良かった。 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
鈴木 諭
- 14
アトピーのうた (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
鈴木 諭
- ⚫︎
盛岡、雪。上田病院。 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
鈴木 諭
- 16
朗読・月曜日の雪 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
鈴木 諭
- 17
月曜日の雪を知っている (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
鈴木 諭
- 18
朗読・27年前 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
鈴木 諭
- 19
私は婆さんの死を知らない (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
鈴木 諭
- 20
アンコール (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
鈴木 諭
- 21
夏の風はいつも苦しい (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
鈴木 諭
2024年7月20日に工房ムジカにて行った、初・独演会『27年前の私に送る秋田の詩たち。』の模様を全編音源化。当日は酷い雷雨。演出かのように入り込む雨と雷の音。ライブの内容も圧巻。
店主・葛原りょう氏はライブ後に、以下のように書き残している。
「こんなに全身血の気の全力で引くライブは初めてだ。
圧倒的な虚無感。語りの冴えが痛ましく、リアルの極み。
月曜日の雪。犬の川。亀の串刺し、ばあちゃんの遺影。
上田病院。アトピーの歌。怒涛のギターの畳みかけ。
言い尽くせぬライブだった。
たしかに梅雨明けの日暮里は雪国だった。」
筆舌に尽くしきれぬ地獄の世界、心して体感して貰いたい。
いざ、地獄の世界へ。
アーティスト情報
鈴木 諭
地獄の詩世界と秋田弁ブルースを唄う、ただの秋田県人。じゅんさい王国(旧・山本町)出身。2023年頭より弾き語りを本格始動し、代表曲である『犬の川』はライブ演奏を通し多数の人間から「これは犬の楢山節考だ」などと激賞を得た。また秋田弁ブルースは「何を言ってるか全く分からないけど面白い」等の声を集め、ライブの重要要素の一つとなっている。
鈴木 諭の他のリリース
哥処 墨林庵