※ 試聴は反映までに時間がかかる場合があります。
※ 著作権管理事業者等が管理する楽曲は試聴できません。
この曲は、ネオン煌めく現代社会の豊かさの裏側に潜む、構造的な腐敗と人々の無関心を鋭く突いたミディアム・テンポのブルースです。
ショーウィンドウに飾られた「ピカピカの暮らし」と、些細な主義主張で睨み合う庶民の滑稽な対比から物語は始まります。曲が熱を帯びるにつれ、焦点は社会の末端ではなく、その頂点(いただき)へと向けられます。
核心となるのは、**「魚はいつでも、頭から腐ってく」**という痛烈な格言。この世界を壊しているのは、見えないふりをした権力者の罪であり、その腐敗こそが社会全体を濁らせているのだと糾弾します。誰かの傘の下で「平和」を享受し、出来レースに拍手を送り続ける人々の疲弊と空虚感。力強いギターのストロークが、形だけの正しさを振りかざす支配層への怒りと、真実を見失った現代人への哀切を代弁しています。
魂を震わせる、人生の機微を歌い上げるブルース&フォークシンガー。 泥臭くもどこか温かい、年輪を重ねたような特有のハスキーボイスが魅力のシンガーソングライター。ブルースが持つ深い哀愁と、フォークミュージックの素朴な手触りを融合させ、人間の光と影、そして何気ない日常の風景をリアルな言葉で紡ぎ出します。 彼の歌声には、長い人生の旅路で味わった喜びや悲しみがそのまま宿っているかのよう。時に力強く吠え、時に隣で静かに語りかけるようなそのボーカルスタイルは、聴く者の心の奥底にある感情を静かに、そして強く揺さぶります。 アコースティックギターの爪弾きと、言葉の端々に宿る体温。藤原幾世史の音楽は、一人静かにグラスを傾ける夜や、ふと立ち止まって自分を見つめ直したい時にそっと寄り添ってくれる「大人のためのサウンドトラック」です。