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「マントフジ」は、日本人の真面目さ、同調圧力、見栄、そして空元気を皮肉まじりに描いたロックナンバーです。
“金がなくてもながいきできる”という開き直りのような言葉から始まり、“生まれた時から品定め”という一節で、社会の中で常に評価され続ける人間の姿を浮かび上がらせます。
タイトルの「マントフジ」は、日本らしさを象徴する富士山と、身にまとうマントを掛け合わせたような造語。真面目なふりをしながら、どこかでふざけたがり、笑ってやり過ごす。そんな日本人の矛盾した姿を、不条理な言葉遊びとギターリフに乗せて表現した一曲です。
2003年結成。 東京を拠点に活動を始めたバンド「ままどおる」。 定番の掛け声は「ミルクたっぷりママの味」。 あのフレーズをそのまま拝借している。 本来はサイコビリーバンドとして、 名前とのギャップを売りにする予定だったが、 当の本人たちがまったくそれっぽい曲を作れなかったため、 結果的にJ-POPバンドとしていくつかの楽曲を制作。 当時は自主制作で楽曲を発表しながら活動するも、 バンドとしての活動はほどなくして停止。 音源だけが静かに残り続けることとなる。 それから約22年。 当時制作された楽曲を再発掘し、 AI技術を用いてボーカルを再構築。 新たな形で作品を再リリースする。 バンド自体は現在活動していないが、 楽曲はAIによって再び歌われ、 時間を越えて更新され続けている。 「過去に作られた曲が、未来の声で歌われる」 ままどおるは、 活動しないタイムカプセルバンドとして、 いまも音楽を更新している。 また、楽曲の歌詞は 言葉の意味がほどけたまま進んでいくような断片とイメージで感情を描く表現が特徴となっている。