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「薫りのグラインド」は、夜のカウンター越しにしか交わらなかった関係が、日曜の朝の台所へと移る瞬間の予感と戸惑いを描いたミディアムテンポのシティポップ。
井の頭通りの朝の光、冷たい真鍮のハンドル、速度の定まらない掌、引き出しに溜まった粉から立ち昇る薫り、そして白いカップを包む両手――誰かの速度に合わせることでしか生きられなかった日々の輪郭が、静かにほどけていく心象風景を浮かび上がらせる。
架空のAIシンガー Akemi が歌うのは、自分の速度を知らないまま東京を歩いてきた人間が、「好きな速度で」と手渡されたミルの前で初めて自分のリズムを探し当てる、名前のつかない予感を抱えた大人の感情。
70年代後半から80年代初頭のニューミュージックやシティポップが持っていた、喫茶店の空気、朝の光の温度、言葉にならない共感を描く叙情性を下敷きに、現代的な感性で再構築した一曲となっている。
掌に伝わる豆の手応えに思わず目を閉じた瞬間、体が知っていた速度を相手が「いい粗さだね」と肯定する。
「もう一杯」と言えないまま掌の振動だけを持ち帰る――そんな始まりの手前に立ち止まる朝を描いた楽曲。
Produced by nanayon music.
1970年代後半〜80年代前半の「シティポップ/ニューミュージック」が持つ哀愁と夜の空気感を、生成AIと編集で“作品として”再構築する音楽プロジェクト。 Akemi(アケミ)は、神奈川県大和市出身という設定で生まれた架空のAIシンガー。都会の孤独、大人の恋、夜の感情を、ノワール調のシティポップとして歌う。 作詞・作曲・歌唱・ビジュアルは生成AIを制作ツールとして用いながら制作し、「AIの中にある人間味と懐かしさ」をテーマに探求している。
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