

人の旅び立ちの日に
雲はそれに寄り添い
遠く青い空のかなた
導きかがやいてる
人(他人)は何も出来ずに
ただただ見守るだけだけれど
自然のまま永遠に進み
永遠に帰らず戻らずに
風立ちぬ日の空から
何を聞き取る
夕立過ぐる空から
何を聞き取る
夢みる日が
唯一の
ホントなら だから 教えて
言葉だけに聞こえる
愛の定めの物語を
近く川のながれの中
投げ込み、消したい日び
だけど、私のように
それで、歩き続ける様に
昨日をまでの夢を捨てええて
心かきたて さまよう日
- 作詞者
高柳寛樹
- 作曲者
高柳寛樹
- プロデューサー
高柳寛樹
- キーボード
高柳寛樹
- シンセサイザー
高柳寛樹
- ボーカル
高木 桜子
- バックグラウンドボーカル
高木 桜子
- ピアノ
高柳寛樹

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another dawn
高柳寛樹
“eternal lands” から始まった作曲・作詞の両方を担当するボーカル曲の挑戦も、”cloud and twilight”, “morning fog” と続き、この “another dawn” で4曲目となる。
毎回、作曲をしてからボーカリストを決めるが、4回連続で “Sakoo” こと歌手の”高木桜子”を招聘するに至っている。
この曲の構想を始める少し前に、中学校教員の知人から「卒業式に歌える曲を作ってくれないか」という相談をもらったのが another dawnの始まりだった。
日本語には「門出」と言う言葉があるが、私も仕事上、若いブリリアントな才能たちと日々過ごす中で、彼らの将来に対する不安と、同じくらいの好奇心からは、まさに次世代を背負う覚悟と純粋なまでの直向きさを感じる。
ほぼ自然の摂理の如く繰り返されるその「門出」にあたって、僕たち大人ができることは、ただただ笑顔で送り出すことだけだ。それ以外にできる事は何もない。
ジャケットの写真は、作曲旅行で行った上海からの帰路、機中から撮影した朝焼けだ。「門出」は、彼らにとっては、新しい夜明けであり、その他の世界への接続だ。何が起こるかわからない世界に飛び出す彼らを応援する楽曲になっていることを期待する。
作曲家
高柳寛樹
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