

ねえ
まだ見てるの?
あたしの影を
踏めると思った?
午前二時の
濡れたアスファルト
赤い信号
誰も止まらない
甘い言葉で
鍵をかけたね
だけど心は
もう逃げ出してた
鏡の中で
笑うあたしは
泣いた分だけ
綺麗になった
名前を呼んで
縛るつもりなら
その声ごと
夜に捨ててく
優しさのふりした
毒ならいらない
傷ついた羽でも
まだ飛べるから
あなたの手の中で
終わる気はない
黒いヒール鳴らして
闇を抜ける
I’m not your doll
壊してもいいよ
この痛みさえ
あたしのジュエル
I’m not your love
燃やしてもいいよ
灰になっても
光ってみせる
泣かないで
笑って刺すの
さよならさえ
ドレスに変えて
I’m not your doll
もう戻らない
夜の底から
あたしが昇る
Na na na na
Black heart, red lips
Na na na na
No more, no more
Na na na na
Bad dream, sweet kiss
Na na na na
I’m gone, I’m gone
誰のせいとか
もう飽きた話
負けたふりして
爪を研いでた
安い涙で
許すと思った?
その勘違い
高くつくから
夜風の中で
髪をほどけば
過去の匂いも
遠く薄れる
愛されたくて
黙ってたけど
黙るあたしは
昨日で終わり
優しさのふりした
鎖を外して
震えてる指でも
ドアを開ける
あなたの物語に
閉じこめないで
黒いヒール鳴らして
明日へ行く
I’m not your doll
壊してもいいよ
この痛みさえ
あたしのジュエル
I’m not your love
燃やしてもいいよ
灰になっても
光ってみせる
泣かないで
笑って刺すの
さよならさえ
ドレスに変えて
I’m not your doll
もう戻らない
夜の底から
あたしが昇る
ねえ
可哀想って
誰に言ってるの
あたしは今
壊れたんじゃない
生まれ変わる
音がしただけ
I’m not your doll
壊してもいいよ
この痛みさえ
あたしのジュエル
I’m not your love
燃やしてもいいよ
灰になっても
光ってみせる
泣かないで
笑って刺すの
さよならさえ
ドレスに変えて
I’m not your doll
もう戻らない
夜の底から
あたしが昇る
見てて
あたしは
あたしのまま
綺麗に堕ちて
綺麗に咲く
- 作詞者
グレちゃん
- 作曲者
ミャウミャウバンド
- プロデューサー
ミャウミャウバンド
- ボーカル
グレちゃん

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I'm Not Your Doll
グレちゃん
夜の濡れたアスファルトに、赤いネオンが滲む。『I’m Not Your Doll』は、ダークポップ、オルタナティブR&B、トラップポップの質感を横断しながら、傷ついた心が“支配される側”から“自分を取り戻す側”へ変わっていく瞬間を描いた一曲だ。
重く沈む808ベース、余白を生かしたダークなシンセ、囁くようなラップ調のヴァース、そして感情を一気に解放するメロディックなフック。サウンドは冷たくミニマルでありながら、歌声には鋭い熱が宿っている。甘さと毒、脆さと強さ、孤独と自己肯定が同じ夜の中でぶつかり合う構成は、現代的なJ-Pop/R&Bのムードを濃く反映している。
タイトルの“I’m Not Your Doll”が示す通り、この曲の主人公は誰かの理想や所有物として扱われることを拒む。恋愛の終わり、依存からの脱出、痛みを美しさへ変える意志。そうした感情を、過剰に説明するのではなく、ネオン、黒いヒール、赤いリップ、雨の夜といった視覚的なイメージに落とし込み、映画のワンシーンのように提示している。
クラブミュージックの低音感、K-Pop以降の艶やかなプロダクション、J-Popらしい感情線を併せ持つ本作は、ダークでスタイリッシュな女性ボーカル曲を求めるリスナーに強く刺さるはずだ。失恋ソングでありながら、ただ悲しみに沈むのではない。傷をジュエルに変え、夜の底から立ち上がるための、強く美しいダークポップ・アンセムである。
アーティスト情報
グレちゃん
グレちゃん(Gre-chan)は、エレクトロニックを軸に、J-Pop、8-bitロック、シティポップ、EDM、メタル、ワールドミュージックまで横断するジャンルミックス型ポップアイドル。 「グレちゃんの毎日コーデ」で見せたファッションと日常のポップな世界観を起点に、通勤や通知の嵐をゲーム化した「脳内アーケード」、サイバーパンクな崩壊と再生を描く『Overwrite to the Future』、都会の夜を踊らせる「銀座ステップで捕まえて」など、映像が浮かぶ物語性の強い楽曲を展開している。 かわいさ、レトロフューチャー、スピード感、ダークな世界観を行き来しながら、日常も空想もステージに変えていくポップアーティスト。
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