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生きてきた中で、誰もが一度は
信じてきた「綺麗事」。
この楽曲は、グランジロックとして発表した
オリジナル版「綺麗な嘘」と同じテーマを
持ちながら、視点とジャンルを変えて
再構築した作品です。
オリジナルが“感情”で綺麗な嘘を描いたとすれば、
この HIPHOP STYLE は、社会構造や価値観の
仕組みとしての“綺麗な嘘”を描いています。
感情に訴える右脳的アプローチではなく、
言葉・構造・矛盾を積み重ねて問いかける
左脳的アプローチ。
同じテーマでも、ジャンルが変われば
見える景色は変わる。
「みんな一等賞」
「努力すれば報われる」
「ナンバーワンもオンリーワンも」
それらは本当に真実なのか。
それとも、誰かにとって都合よく
書かれた“綺麗な嘘”なのか。
この楽曲は答えを押し付けない。
ただ、気づいてしまった構造を
静かに置いていくだけ。
感情で泣かせる音楽と、構造で突き刺す音楽。
同じテーマを、二つの脳で聴いてほしい。
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「綺麗な嘘(HIPHOP STYLE)」
Lyric∶KISHI
[Verse1]
遠い遠い 忘れない昔話
先生が伏せてた 真実の裏話
「みんな一等賞」って言葉の魔法
理想を並べて 現実を誤魔化す構造
無垢な心に 静かに落とす
綺麗な嘘で 未来を塗り潰す
やがて訪れる 受験戦争
「助け合え」って 同じ台詞を復唱
現実は椅子取り 削られる場所
潰し合うルール 決められた数と座標
隣で支えた 温もりの残像
蹴落とす瞬間だけ 一番綺麗な表情
輝くメッキの化粧 偽りの群衆
今日も始まる 終わりなきサバイバル
[Hook1]
綺麗な嘘 撒いた種
終わらない世界で咲いた花
騙されていることも知らずに
今日も嘘と真実の隙間を歩く
綺麗な嘘 撒いた種
終わらない世界で咲いた花
騙されていることも知らずに
今日も嘘と真実の隙間を歩く
[verse2]
遠くて近い 色褪せた昔話
勝ちも負けもないって 刷り込む物差し
綺麗な嘘を 何層も重ね
全員成功 夢だけが派手
無意識で踊る サバイバルゲーム
拍手の裏で 削られる生命
握り潰した 温もりの感触
心の奥で 乾いた反応
偽りのメッキ 剥がれない表面
嘘が常識に 変わる境界線
奪うことでしか 守れない構図
割れたガラスに 映る自分の輪郭
[Hook2]
綺麗な嘘 撒いた種
終わらない世界で咲いた花
騙されていることも知らずに
明日も嘘と真実の狭間で迷う
綺麗な嘘 撒いた種
終わらない世界で咲いた花
騙されていることも知らずに
明日も嘘と真実の狭間で迷う
[Verse3]
努力で夢は叶う? 誰が決めた?
信じた数だけ 切り捨てられた
行方不明の善意 募金の行方
エコな言葉だけ 回る世界
笑顔で手を取り合う ポーズだけ
綺麗な嘘に 染まった両手
心壊れそうでも 声は出せず
今日も狭間を 踏み外さず
綺麗な嘘で 撒かれた種は
弱りゆく世界に 根を張った
見知らぬフリして 蹴落とす日常
それでもまだ 立ってるこの心臓
[Hook3]
綺麗な嘘 撒いた種
終わらない世界で咲いた花
ナンバーワンも オンリーワンも
誰かが書いた 都合の言葉
綺麗な嘘 綺麗なまま
目を逸らし 今日も歩く
逃げられない 終わらない
俺もその嘘を 履(吐)いたまま
[Outro]
逃れられない 終ることない
逃れられない 終ることない
綺麗な嘘 綺麗な嘘
逃れられない 終ることない
逃れられない 終ることない
綺麗な嘘 綺麗な嘘…
作詞家 KISHI。 日常に差し込むわずかな光と、その背後に広がる影。 幸福と孤独、希望と絶望といった相反する感情の対比を、情景描写を通して言葉に落とし込む。 楽曲ジャンルは90年代風ロック、J-POPを軸に、歌詞の世界観に応じてオルタナティブ、歌謡曲、ヒップホップなど多彩に展開。作品ごとに最適なサウンドを選び分ける。 作詞は自身が手がけ、作曲およびボーカルはAI生成によって制作。 人間の感情とテクノロジーが交差することで生まれる楽曲は、美しさと痛みが共存する独自の余韻を残す。