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【アノトキノ10チョウ・待望の2ndシングル】
16歳の雨の夜、張り詰めた日常と厳しい部活をサボった少年の、人生を震わせた「本物の音楽」との邂逅を描いたノンフィクション・ドキュメンタリー。
前半は、財津和夫や小田和正の世界観を彷彿とさせる、アコースティックギターの切ない音色にのせた静かで深く囁くようなモノローグ・バラード。劇場の重い扉を開けた少年の張り裂けそうな鼓動を、剥き出しの体温で繊細に紡ぎ出す。
しかし、1コーラス目の涙の境界線を超えた瞬間、楽曲は劇的な転調を見せ、1980年代から90年代のスピッツやクリスタルキングを想起させる、どこまでも透き通ったクリアで壮大なクリスタルボイスが高音サビへと突き抜けていく。
4分9秒の衝撃的な導入部から始まり、サビで圧倒的な昭和の情景へとタイムスリップする、演奏時間7分を超える超長尺のキネマティック・ポップス。
「人生、それは君にだけよ」――あの雨の夜のドライブの奇跡が、今、すべての戦う大人の魂をクリアに洗い流し、力強く共鳴させる。