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JEIN.の楽曲をピアノアレンジしたアルバム。
美しい旋律と和音の響きは、バンドサウンドとは異なる表情を見せながら、どこか懐かしい見知らぬ風景へと聴き手を連れて行く。
轟音の奥に隠れていた繊細な旋律や、静かに息づいていた和声の美しさが、一音一音丁寧に浮かび上がることで、それぞれの楽曲が新たな命を宿す。言葉を離れた音だけの世界は、雨上がりの空気や淡い光、遠い記憶のような情景を静かに描き出す。
原曲を知る人には新たな発見を、初めて触れる人にはひとつのピアノ作品集として。JEIN.の音楽が持つ祈りや余白、そして響きそのものの美しさを、より純粋なかたちで楽しめる一枚。
JEIN.は福岡を拠点に活動するオルタナティブロックバンド。 2026年4月、OsatoとOharuによって結成。同年7月に博雪を迎え、現在は博雪(Vo.)、Oharu(Ba.)、Osato(Dr.)を中心に活動している。 オルタナティブロックを基盤に、シューゲイザー、ポストパンク、ニューウェーブ、ゴシックロック、ドリームポップなど多彩な音楽性を取り入れ、深い残響と鋭いビート、美しくも翳りを帯びた旋律が織りなす独自のサウンドを描き出す。 繊細なメロディ、歌うようなベースライン、空間を生かしたアンサンブル、そして大胆なダイナミクスによって生まれる楽曲は、静けさの中に張り詰めた緊張感を、轟音の中に儚さと余韻を宿している。 歌詞では、生と死、記憶、喪失、夢と現実、孤独と救済といった普遍的なテーマを、直接的な物語ではなく断片的な情景や象徴として描写。聴き手それぞれの解釈を受け入れる余白を残しながら、作品ごとに異なる風景や感情を映し出している。 Oharuによる叙情的なソングライティング、Osatoによる立体的なアレンジに加え、博雪の加入によってポストパンクやニューウェーブ、ゴシックロック由来の鋭さと緊張感が加わり、バンドの表現はより陰影に富み、多層的なものへと進化した。 境界に生まれる感情や景色を、一つの答えではなく、一つの体験として鳴らし続ける。