Lyric

灯りが点る闇の穴　人飲む恐怖の大穴を

知り得ぬ世界を　削りて　盗んで

先往く神輿を　横目に　砂埋め

戦士駆ける　町は滾る　空気揺らして

霞む街を　守る勇気　そこで正しく

実る稲穂　首を垂れず　苦節実らず

笑顔守り　自分捧げ　石は固いまま

立て　立て　見据えた動機で

埋め立て　退廃舞う大道を

成せ　成せ　賽積み上げ

打て　打て　人たる軛を

足音響く　土の中　自分に向かない声援を

あの日に犯した罪が呼び返る

さらなる責め苦に　恍惚浮かべて

何故と問えば　自己に問えと壁は答える

町は廻り　子供はしゃぎ　人は満たされ

うまいものと　満たすものは　指に届くが

誠　妬み　情け　侮蔑　部屋に散らすまま

出せ　出せ　つまらぬクズでも

清めて　ぬかるむ下劣な流れを

鳴れ　鳴れ　鐘殴りて

聴け　聴け　人たる意気地を

泣く暇　与えず　正義が爆ぜれば

嫌でも駆けつけ

直すと　正すの　苦しい作業も

奴らはせぬから

砂埋め　穴埋め　途切れぬ物好き　暗闇照らされる

抱け　抱け　代え無い自分を

務めて　柱にならない矜持で

穴埋め　悩める勇気で

行け　行け　人たる続きを