ノアガリヒマチのジャケット写真

歌詞

茶畑

Choji

淡い緑の一芯二葉

摘んで柔らか若さ茂る

山の畑に人が出る

袋を担いで忙しそうに

二人で息を合わせながら

上げて下げてと身振り手振り

行って、戻って、また行って

茶山に波を描いていく

今日は刈れるか明日はどうか

旬を過ぎたら待ってはくれぬ

手のある時はみんなで摘んだ

今じゃお茶屋が一人で刈る

みんなで寄ったらおしゃべりも

茶かごに入れて蒸れぬように

工場からお茶の香りする

蒸し加減が味を決める

もんでもまれて村の暮らし

渋みが出たら一人前か

茶摘み娘にどこで会える

古葉ばかりが目立つじゃないか

八十八夜の前後ろ

ここは茶処縁処

朝霧立って滴となる

若葉が光るお茶畑

  • 作詞

    Choji

  • 作曲

    Choji

ノアガリヒマチのジャケット写真

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ノアガリヒマチ(野上がり日待ち)とは、旧美杉村(三重県津市美杉町)あたりの方言で、田植えや収穫を終えて一息つく農休みのこと。田んぼに茶畑、地域の人たちとの交流、そして生き物たち。ここに移り住んで自らも田んぼ耕作をするChojiが書く、日本の農村での暮らしや営みから生まれた9曲を収録。うち一曲は地元民謡のアレンジ。

演奏は、Choji(ピアノ、ギター、ボーカル、篠笛)、原さとし(バンジョー)、倉井夏樹(ハーモニカ)、関根真里(パーカッション)。他に地元の人の声なども当地で録音。レコーディングエンジニアはガンボ・スタジオの川瀬真司。ジャケットデザインはトリタニタツシ。美杉の土蔵と、横浜のガンボ・スタジオとで収録した作品。

アーティスト情報

TSUKION-Entertainment

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