春宵白梅 (original)のジャケット写真

歌詞

春宵白梅 (original)

Echo Scroll

春の宵 白梅の花散り

ほのかなる香に袖をそよがす

戸をとくと叩く気配に

心ときめき 夢のうちに揺らぐ

梅の花よ かをるかをりに

君を待つ 思ひは燃ゆる

月雲にかくれてささやけど

恋は永し夜を染め

霞立つ 庭のあはひに

灯火ゆらぎ 影うつろふ

文を待つ ひとときの間に

袖は濡れて 春は来ぬ

梅の花よ かをるかをりに

君を待つ 思ひは燃ゆる

時を越え 闇にひらめき

恋はひとへに夜を染め

散りにしも 香は残りて

君が影 夢に結ぶ

明けぬ夜に 涙ひとすぢ

白き花に 思ひ託す

梅の花よ かをるかをりに

君を待つ 思ひは燃ゆる

春の夜に 永への願ひ

恋はきらめき 空に舞ふ

梅の花よ 幻に散り

夢は泡のごとく消ゆ

君を想ひ 涙を抱き

恋は儚き 夜を染め

遠き声を 探し求め

闇にひそむ 月を追ふ

白き花よ ただひと夜の

幻にぞ 心残せり

袖に残る 香をたより

夢に浮かぶ 影を呼ぶ

やがて花は 霞にまぎれ

春のしらべに 恋を重ねむ

  • 作詞者

    HARU×澪

  • 作曲者

    SUNO

  • プロデューサー

    HARU×澪

  • リミキサー

    SUNO

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    春宵白梅 (original)

    Echo Scroll

夜に咲く梅の花の繊細な美しさと、訪れぬ人を待つ切なさに着想を得ています。月明かりの下に漂う白梅の香りは、儚い恋、語られぬ言葉、春の夜の静かな鼓動の象徴となります。

また本作は、平安時代の女房・清少納言が記した『枕草子』(1000年頃)からもインスピレーションを受けています。『春はあけぼの』に代表されるように、自然や宮廷生活の美を詩的に描いた随筆で、日本人の美意識「をかし(趣き深さ)」を今に伝える作品です。梅や月夜といったモチーフを歌詞に織り込み、『枕草子』が描いた「儚き美」「優雅」「日常のなかに潜む心の機微」を響かせています。

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