善悪の向こう側のジャケット写真

歌詞

正しさの戦争

DG5

Black

White

Neither speaks

Only humans

黒を信じる者

白を信じる者

互いの声を

かき消すように叫ぶ

「私が正しい」

「いや、お前が間違いだ」

その言葉だけが

空を埋め尽くす

剣より先に

言葉が刺さる

心より先に

答えを決めている

誰もが

世界を救うためだと

信じている

だからこそ

誰も

止まれない

正しさを掲げ

争いは始まる

誰も悪人じゃない

誰も譲れない

信じるものが

違うだけなのに

どうして

耳を閉ざすのだろう

勝つことより

分かり合うことを

なぜ

恐れるのだろう

相手の言葉は

聞こえている

だけど

届いてはいない

理解するより

否定するほうが

心は

ずっと楽だから

「正義」の旗は

風になびき

その下で

涙が落ちる

誰も

その音を

聞こうとしない

黒の天使は

何も語らず

白い悪魔も

笑わない

ただ静かに

見つめている

人間という

物語を

黒も

白も

争ってはいない

争っているのは

いつだって

人間だった

正しさだけじゃ

世界は救えない

優しさだけでも

変えられない

答えは

ひとつじゃない

だから

耳を澄ませよう

黒の天使も

白い悪魔も

裁くことなく

見守っている

最後に

未来を選ぶのは

いつだって

人間だから

Black never fought

White never fought

Only humans

Still choose

  • 作詞者

    D:RISE

  • 作曲者

    D:RISE

  • プロデューサー

    D:RISE

  • ボーカル

    DG5

善悪の向こう側のジャケット写真

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善悪の向こう側

**DG5 Concept Album**
**One Album = One Movie**

黒い天使は、悪なのか。
白い悪魔は、善なのか。

人はいつから、色だけで善悪を決めるようになったのだろう。

DG5『善悪の向こう側』は、**正義、恐怖、信仰、依存、欲望、偏見、そして対立**——人間の内側に潜む矛盾を、「黒の天使」と「白の悪魔」という2つの存在を通して描くコンセプトアルバム。

黒い翼を見た人々は恐れ、石を投げる。

知らないものを「悪」と決めれば、考えなくて済むから。

やがて別の者は黒い天使に跪き、救いを求める。

自分で人生を選ぶより、誰かに答えを委ねるほうが楽だから。

そしてある者は、その力さえ利用しようとする。

恐怖でも信仰でもない。
ただ、自分の欲望を満たすために。

そんな人間たちの前へ、今度は**白い悪魔**が現れる。

美しい白い翼。
穏やかな微笑み。
優しい言葉。

人々は、それを疑わない。

**白は清い。
白は正しい。
黒は怖い。
黒は悪い。**

けれど——

**それを誰が決めた?**

黒の天使も、白の悪魔も、人間に答えを与えない。

善悪を決めているのは、いつだって人間自身だった。

そして人々はついに「自分こそ正しい」と主張し、互いに争い始める。

同じように何かを信じ、同じように大切なものを守ろうとしているはずなのに、相手の言葉には耳を貸さない。

正義と正義がぶつかり合い、いつしか「正しさ」そのものが争う理由へ変わっていく。

その光景を、黒い天使と白い悪魔はただ静かに見つめている。

裁かない。
救わない。
争わない。

彼らはただ、人間という存在を映している。

**本当に恐ろしいのは、悪なのか。
それとも、自分だけが正しいと信じ切ることなのか。**

白でもない。
黒でもない。

善でもない。
悪でもない。

その境界を越えた場所で初めて見えてくる、人間の本当の姿。

**DG5『善悪の向こう側』**

これは天使と悪魔の物語ではない。

**善と悪を作り出す、私たち人間の物語。**

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