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ドラマー・粉川心が13組と挑む13週連続プロジェクト「13artists×3works」、第11弾。相手は笙奏者・伊藤えり。雅楽の千年の呼吸を受け継ぎながら、ループマシンで持続音と倍音の音響を広げる即興家だ。1曲目「日月輪」には尺八奏者・松本太郎も加わり、笙と尺八という二つの和の管楽器が、粉川のドラムの脈動と交わる。雅楽で冬を司る調べ「盤渉」をまとう「時雪」から、時空をつなぐワームホールを描く「The Einstein-Rosen Bridge」まで。古の調べと宇宙の果てが、呼吸とリズムの即興のなかで一つになる3曲。
ドラムを通じたライブ表現を探求する中で日本特有の自然信仰や、禅の持つ崇高観念などの日本的霊性に共鳴し、フリージャズ、スピリチュアルジャズ、民族音楽、環境音楽、ハードコアなどを飲み込んで、楽器が持つ原始的な強く美しいサウンドに、瞬間の感性を落とし込み森羅万象を描く即興芸術家。 2006年結成のインストゥルメンタル・バンド jizue のメンバーとしてメジャーデビューし、FUJI ROCK FESTIVAL をはじめ国内外の大型フェスへ多数出演。 2019年に独立しソロへ転身後は、1stアルバム『ANIMA』(2020年)、山本精一やShing02、石若駿らが集結した2ndアルバム『touch the sub conscious』(2024年)をリリース。また、京都experimental band「kott」のメンバーとしても活動し、FUJI ROCK FESTIVAL2023に出演。
笙奏者、即興演奏、作曲 東京藝術大学在学中に笙と出会い、以来40年以上にわたり演奏活動を続ける。東京楽所のメンバーとしてサントリーホール、国立劇場などの舞台に参加し(〜2008)、古典雅楽の研鑽を積む。2011年に東京から奈良へ拠点を移し、国内外での演奏やコラボレーションを展開。寺院や歴史的空間での奉納演奏をはじめ、現代音楽、即興、他ジャンルとの共演など活動は多岐にわたる。近年はループマシンを用い、笙のドローンのような持続音と倍音を軸に、空間性の高い独自のサウンドを展開している。
Penguinmarket Records