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FAVESの6th single『それなのに』は、ソングライター/音楽プロデューサー・細井涼介とのコーライティングによって生まれた。
客演には、日本のジャズシーンを牽引するピアニスト・片倉真由子、藤井風のベーシストとしても知られるKOBY SHYを迎えている。
繊細なボーカルワークと、大胆かつ卓越したジャズピアノのタッチ、地を這うようなベースサウンドが絡み合い、静と動、儚さと重厚さが共存するモダンR&Bを描き出した。
本作からは、FAVES自身の自我の揺らぎ、憂鬱と落胆、開き直りと祈りといった複雑な感情の軌跡が読み取れる。
しかしそれは、悲しみの表現にとどまらず、「それでも生きていく」という人間の根源的な衝動と、「どう生きるか」という希望を描いた歌でもある。
時代の喧騒を鋭く切り取りながら、聴く人それぞれの「それなのに」を呼び起こす──。
FAVESの新たな挑戦と覚悟が滲む、渾身の一曲。
1991年生まれ。東京を拠点とするアーティスト/シンガーソングライター。 R&B / Soul / Jazz / Neo-Soul / Alternativeなどを横断するサウンドに、繊細なボーカルワークと日本語の美しさを紡いだ詞を重ねる。 2024年、Aveliと共に自社レーベル「connect Records」を立ち上げ、インディペンデントに活動を展開している。 2020年、DEENの池森秀一氏に見出され、Aveliとのユニットconnectで1st Mini Album『Ivy』をリリース。 その後、小袋成彬のバックコーラスサポート(2022)、日本を代表するアカペラグループTRY-TONEの4thサポート(2024)など、日本トップレベルのシンガーたちと数々の大舞台で声を重ねてきた。 歌声は、深みのある中低音域と突き抜けるような高音域を自在に行き来し、ブラックミュージックから強い影響を受けたリズム感と歌唱スタイルは、グルーヴの中に確かな芯を感じさせる。 日本で生まれ育ったことへの誇りを胸に、グローバルな音楽性の中にも日本人としての矜持を込め、その存在を静かに、しかし力強く問いかける。 また、歌詞には人間の本質や生きる意味、幸せとは何かといった人生の深い問いが込められており、聴き手と同じ目線で内省しながら、ともに探していくような誠実なまなざしが宿っている。
connect Records