Lyric

気付いてるフリしていた

何もわからない

今日もまたすぎていく

時間だけ溶けていく

夜の街は 海みたいに

青くて果てしない

あてもなく泳ぐように

流れるまま生きている

きらりきらり光るネオンや街頭

目を逸らしてもまだ

いつまでも眩しさが消えない

かわいた空気だけ肩をすり抜ける

決まらない目的地

夢遊病 真夜中 落ちてく

また息ができないほど

ここは苦しい

上手く歩けず転んで擦りむいても

誰も振り向かず 虚しさだけ

ひとり ただ立ち止まる

息が止まりそうな

輝くあの月

手を伸ばしてもまだ 届かなくて

抜け出せないままのループ

眠れない夜を繰り返す

気付かないフリしていた

探してるはずなのに

大切なものでさえ

簡単に忘れていく

信号が青になれば

右足を前に出す

どこかには行かなければ・・・

彷徨い続けている

深く深く広い

都会に溺れる

希望みたいな星

いつまでも見ている幻

流れた月日だけ

進んだ足跡

行き先見えなくても

明日を求め歩き続ける

ねぇ、この夢からいつか目覚めたら

暗い暗い深海でも光が見えるかな

長い夜が明ける

道が開けてくような

心が晴れる気がした

空には陽が登る

また息ができないほど

ここは苦しい

上手く歩けず転んで擦りむいても

傷跡ひとつ残っただけ

立ち上がり歩いてく

息が止まりそうな

輝くあの月

今は少し近づいたみたいで

孤独な日々に別れ告げた

眠れない夜を繰り返す