冷えた吐息を抱いてひとり
寂寥は鳴らない
音も光も呑んだ夜に
言葉があるだけ
脈も打たぬ漆黒
君が歌う静寂
星が描く輪環
君が抱く王冠
宙に浮かぶ関係
染みついた残光
君が残していた体温
暗闇を行くは
惑う旅人たち
約束されるは
50億年の孤独
星に願いを
君に光を
離れては近づくさだめよ
軌道をなぞって
巡りあわせて
瞬いて僕の目を灼いた
星を見つけ出してよ
光も分け合えないままで
沈んだ夜を
掬い上げる願い
道を示す灯台
瞼の裏にある星影
青い火は未だ
胸の中で燃えている
星に願いを
君に光を
離れては近づくさだめよ
軌道をなぞって
巡りあわせて
瞬いて僕の目を灼いた
星はどこへ
沸騰した血が呼んでる
青い星にはもう帰れないから
夢見てた永遠より
向こうへ
繰り返してた
いつかの明日に
きっと君を見つけ出せるよ
光 落とした
僕らの空に
明けの明星がのぼるから
星に願いを
君に光を
離れては近づくさだめよ
軌道をなぞって
巡りあわせて
欠けては満ちる月の裏側で
重なり合う僕らの
いのちが燃えてる
- 作詞
小宵
- 作曲
町田智哉, 犬絵
小宵 の“惑う星 (feat. 夕月ティア)”を
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