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歌詞

udud

奈々生ん

吐き出すべき言葉はない

もう止まらない?そんなこともない

いらないブレーキ?いやあったら嬉しい

気分でストップしたりスタートしたり

スイッチカチカチ行ったり来たり

思ったことはコロコロ変えるし

前言撤回とかもアリ ツイ消しだって茶飯事

この歌詞だっていつか書き直すかもしんないし

伝えたいことなんてねーよ 俺のエゴどうせその程度

でも思ったこと口にしとかないと身体に悪いでしょ

排泄するように乗るビート トイレすんのと一緒

優柔不断? うるせーな 見たいのはYouTubeで十分

”普通”がどうとかこうとか知らねー 憂鬱の種になるだけ

風呂場の石鹸みたいに自分自身がなくなっていく

「自分の人生を生きろ」的なリリックが隅に貯まっていく

時を待ってたっていつまで経ってもアラームは鳴らない

ビニールだって捨てられない 自由時間だって疑わない

チリも積もれば山となる放っておけば仇となる

俺とあなたは違うところがきっともっといくつもある

ひとりひとりの独りよがりが集まってるんだ世の中は

炊き上がった米を一粒ずつチェックするようなことやめにしよう

説教よりも健康が大事

だってなんかあったらヤバいし

周りを気にする暇とかないし

流行りの主張はネットが最新

常識なんて常時身勝手

正直な俺の身にもなって

消化に時間がかかるタイプ

俺のプロセスやっと排泄

まあ、うだうだゆうとりますけど俺もいっつもおんなじコーヒーを買ってる

やんなきゃいけないことは人それぞれ みんなうまいことやってるらしい

人間みんながみんな身勝手 でもみんながみんな敵意あるってわけでもない

最後に良い走馬灯を見るための人生進めていかなきゃならんよなって

  • 作詞者

    奈々生ん

  • 作曲者

    奈々生ん

  • プロデューサー

    奈々生ん

  • ミキシングエンジニア

    奈々生ん

  • マスタリングエンジニア

    奈々生ん

  • ギター

    奈々生ん

  • ベースギター

    奈々生ん

  • シンセサイザー

    奈々生ん

  • ラップ

    奈々生ん

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『目につく』は、思わず目に入ってしまうもの・聞こえてしまう声・意図せず心に引っかかる瞬間たちを音にした4曲入りEP。

言葉の不安定さと自意識の揺れをビートに乗せて排泄する「udud」、発信疲れの果てにたどり着いた無言の主張「主張はいらない」、現代のノイズに煙のように疲れながらも祈る「線香」。

3曲目の「ログ(20250718PM1347昼休)」は、昼休みに即興で録音された1分半のインスト。強く歪んだベースがノートのように残されたこの曲は、他の曲たちのざらつきと繊細さを際立たせる、無意識のまなざしだ。

“自分の意図とは別に、目に留まってしまうもの”。 そんな焦点の定まらない日々の断片が、4つの音となって収められている。

アーティスト情報

  • 奈々生ん

    奈々生ん(Nananaman)は、音楽と言葉を行き来しながら作品をつくるアーティスト。 日常の中で生まれる小さな違和感や、ふとした感情の揺れを歌に閉じ込める。考えすぎてしまう瞬間や、気にしなくてもいいはずなのに気になってしまうこと。そうした「小ささ」を無理に大きく見せるのではなく、そのまま肯定する音楽を紡いでいる。聴いた後に静かに余韻が残り、生活の一部に溶け込むような作品を目指している。 ロック、プログレッシブ、ファンク、ヒップホップなど多様な音楽から影響を受けつつ、自身の声と歌詞を軸に展開。エッセイや短歌の執筆も行い、その感覚が音楽表現にも自然と息づいている。歌声は耳に優しく、心に残る存在感を放つ。 EPを聴いたリスナーからは「俗っぽさと現代を生きている感じ」「ゆるさと芯の強さが同居している」「不思議なバランスなのに胸焼けしない」との声が寄せられており、親しみやすさと新鮮さを併せ持つ独特の魅力が評価されている。 作品は各種サブスクで配信中。YouTubeではリリックビデオを公開し、音楽や文章に加えてビジュアル表現でも自身の世界観を描き出している。

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