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「下段のバースデイ」は、誕生日の前々日、夜行列車の下段寝台でひとり年を越しに向かう再生の夜を描いたミディアムテンポのシティポップ。
夕方のみどりの窓口、時刻表の北のページ、上野のホームの発車ベル、検札の鋏、そして故郷と逆の向きに置いた枕――部屋の灯りの下で静かにやり過ごしてきた誕生日が、走る夜の中で「取りに行く年」へと反転していく心象風景を映し出す。
架空のAIシンガー Akemi が歌うのは、祝われるのを待つことも自分で祝うこともしないまま重ねてきた夜に区切りをつけ、窓口で「一枚」と告げて自分の年齢を自分の足で迎えに行く大人の感情。
70年代後半から80年代初頭のニューミュージックやシティポップが持っていた、夜行列車、ひとり旅、車内の空気感を描く叙情性を下敷きに、現代的な感性で再構築した一曲となっている。
レールのジョイント音を数えるうちに、二十五の夜は静かに後ろへ流れていく。
夜明けのデッキで潮の風を受け、拾った年をポケットに入れて知らない海から朝を始める――そんな再生の旅立ちを描いた楽曲。
Produced by nanayon music.
1970年代後半〜80年代前半の「シティポップ/ニューミュージック」が持つ哀愁と夜の空気感を、生成AIと編集で“作品として”再構築する音楽プロジェクト。 Akemi(アケミ)は、神奈川県大和市出身という設定で生まれた架空のAIシンガー。都会の孤独、大人の恋、夜の感情を、ノワール調のシティポップとして歌う。 作詞・作曲・歌唱・ビジュアルは生成AIを制作ツールとして用いながら制作し、「AIの中にある人間味と懐かしさ」をテーマに探求している。
nanayon music