Epigraph Front Cover

Lyric

Yofuke

ABURAURI

アブラまみれの

頭を搔きむしれば

ギターはよく滑り

滑らかなブルースを奏でる

汗にまみれて

しがない日々を行けば

声は溢れ出して

不細工なブルースを奏でる

ついに涙が流れて

鼻水をすすれば

震える声に染みた

滑らかなブルースを吐き出す

息苦しい夕暮れの

ため息の後には

乾いた喉に染みる

酒臭い煙を味わいたい

重い頭は振り子のよう

踊る

ふらつく足元

眩暈に任せて

踊る

ついでにもうひとつ

振り払う記憶

踊る

泥にまみれて

女を手に入れれば

ただ名前を繰り返して

不細工なブルースを奏でる

ホコリまみれの

背広をひとつ叩けば

電車は走り出して

荒らかなブルースが始まる

しわだらけの

顔でも笑えれば

ギターは色褪せて

世更けにブルースは色濃く

  • Lyricist

    ABURAURI

  • Composer

    ABURAURI

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