

貴方がいつも頼んでた
珈琲を頼んでみた
飲めなくて苦くて
それでも少しはって
大人になった
チャリンコで走った
アルプス通りが
今では早く過ぎていく
真っ赤だった空も
少しだらしない
顔をしている
覚えてますかじゃなくて
覚えてて欲しい
無くしたものも貴方が
抱えて生きててね
そういえば初めて
ビールが飲めたんだ
喉越しがさ
たまんねえよな
守りたいから嘘をついたんだと
嘘をついて
君を幸せにできなかったな
抜け殻を着せた自分に
何か言ってやれよ
自分で自分のことを
殴ってやれよ
君に教えた音楽も
僕が君に残された音楽も
永遠に更新されないままで
ずっと泳いでく音楽で
上を向いて歩いても
涙は溢れるんだね
知らなかったよ
いつの日にか
いやいつの間にか
この大袈裟な日々も
終わってた
僕らまた会えると
思っていたんだ
だけど僕は君に会えないと
誓ってしまった
誓ってしまった
大丈夫、私
ひとりで生きていくんだ
- Lyricist
peso-echo
- Composer
peso-echo

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久遠の空にはいくつもの追憶の欠片が落ちている。そんな貴方の大切な日々に。