Lyric

どの面下げてやってきたんだ

この面下げてやってきてやった

負けることさえも板につき

本当の顔はゴミ箱のなか

自分自身を騙せたなら

馬鹿なフリするのもお手の物さ

鏡の前に肩落とし意味なく笑う

お前は誰だ

本当は悲しくて 本当は苦しくて

気づかないフリをして

でもどうすればいいんだ

ひたすらに隠した

痛みが問いかけてる

もう自分を騙し笑うのはやめだ

その顔はなんだ闘ったふりして

たいそう満足げな様子

この世の悲しみ

一人で背負ったつもりか

そこから逃げんな

そう言って欲しかった

誰でもない僕自身に

一歩踏み出すために

見上げたその顔が君だ

諦めたついでに言ってやるさ

茶化されることにも慣れちまった

それが嘘だと気づいたとき

もう手遅れ まだ間に合うかな

趣味だとはぐらかす弱さと

ダサくヘラついたあの日の僕に

失せろ 失せろ 失せろ 失せろ

失せろ 失せろ 失せろ 失せろ

本当は悔しくて 本当はムカついて

まったく情けないぜ

なのに何故笑うんだ

腐ったりもしてきた

挫折も知ってるさ

超えられそうもない

夜を超えてきたんだ

賢く終わるな 噛み締めた

唇に血の味を忘れない

鋭く睨んだ暗闇の中の光だ

黙ってられるか

惨敗の過去に囚われる

呪縛を今解いて

口が裂けるように歌うこの顔が僕だ

協調性に順応を

右に倣え同じ絵を描こう

はみ出した奴等は

いっそ黒く塗り潰せよ

社会とは器用と不器用

振るいにかけられ世を渡ろう

言いたいことは何ひとつ言えず

黙ること事だけを覚えよう

ふざけんな馬鹿が 投げうって

足掻くように先へ進む姿が

無様にみえても

死に物狂いで生きてる

悲しみ見せろよ 泣き顔も

これまでの苦悩 葛藤のなかで

戦い傷ついた その顔こそが君だ