Lyric

12時07分…お早う御座います…。

嗚呼、少し伸びた前髪が今日も目障りだ。

硝子の靴とか…履いてしまいます…。

ちょっとだけ、古風なドレスコードだ。

低血圧。故に、まだまだ覚めない脳味噌に、

日替わりの台詞を詰め込むのが日課である。

随分、代わり映えしない、笑顔の80%オフ！

そして、未来、巡り往く、世界線の上にて、

私達は、運命的に、奇跡的に、出逢った。

ロマンチックにお城の鐘が鳴り響く。

「さあ！南瓜の馬車に飛び乗りなさい！」

最愛が近いのに、疎い私はクスってなった…。

ああああああああ！これは錯覚なんだ！

ファンジックなもしもに胸が高鳴る。

あら？西瓜の馬車にすれ違うかしら？

凄く、忘れられない夜になる気がしたんだ…。

メランコリック風、お姫様リップ〜潤いを添えて〜

ちょっとだけ、お高めのピンク色は自信に繋がる。

メランコリック風、お姫様シック〜漂流中〜

ちょっとだけ、お高めの私を演じてみようかしら。

PLEASE! PLEASE! DDDDIP ME!

24時02分…御機嫌よう…。

嗚呼、散らかった前髪は綺麗に揃えた。

硝子の靴ならそっと…いや、大胆に…

転んだ振りをして、置いて来たんだ。

低血圧。故か、なかなか訪れぬ王子様に、

昨夜より溜め込んだ怒りを詰め込むのである。

抱擁はしてあげない。と、誓約のサイン！

やがて、未来、巡り往く、世界線の上にて、

軌跡が呼ぶのは、そう、きっと、奇跡なんだ。

地球の上、ロジックの上で踊らされる様に、

掌の上で『コロコロ』って、転がしてあげる。

再会が近いから、胸が痛いし、チクってなった！

はあああああああ…これで失格なんだ…。

ハットトリックの後で、キラキラ踊る様に、

狭門際の海で『スイスイ』って、泳がせてあげる。

だって、忘れられない夜は、まだ、これからでしょう？

御伽噺のヒロインだって、たまには、

四角い部屋の中で、死角を探している。

きっと、上目遣いでキスを強請むのは、

‘夢見せる’少女的に御法度だけど…

いつまでも、‘夢見る’少女の、ままじゃ…

いられなああいしいいいいいああああ！

でも、流れ出す主題歌を目前に、きっと思うんだ、

エンディングには、まだ、間に合いますか？って。

ラストシーンの、王子様の隣に選んで欲しい！って。

ドラマチックにガラスの靴を履き熟す。

王子様の胸に飛び込んだ…今はこれが限界だ…

最愛を誓い、意外にもドキってなった…

わあああああああ！でも、これが鉄則だ！

エキゾチックなコロンは少し苦手です。

王子様以外の♂なんて、超苦手です。

どうか、忘れられない夜にして下さい！

メランコリック風、お姫様リップ〜潤いを添えて〜

ちょっとじゃない、幸せなピンク色で溢れている。

メランコリック風、お姫様シック〜漂流中〜

ちょっとじゃない、幸せな私は演技じゃないみたい。

PLEASE! PLEASE! EEEEAT ME!