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新曲「Evidence」が配信開始。ストリートの真実を語り続けてきたXILAが、同じく路上から這い上がってきたJAGGLAをフィーチャリングに迎え、現代HIPHOPシーンの偽物たちへ痛烈な一撃を放つ。
配信プラットフォームの普及により、誰もが簡単にラッパーを名乗れる時代。しかし、そのほとんどが表面的な真似事に過ぎない。本作では、実際のストリートライフを経験してきた二人が、その偽善を暴き出す。ドラッグディール、服役、リアルな経験に基づく言葉の数々が、シンガーTACKERの印象的なフックと共に響き渡る。
見た目だけのファッションラップが溢れる今日、真のストリートカルチャーの在り方を問いかける意欲作となっている。戦いを煽るだけの空虚なラップではなく、実体験に裏打ちされた重みのある言葉で、現代のHIPHOPシーンに一石を投じる。
路地裏から這い上がってきた二人のラッパーによる真摯な告白と、現代HIPHOPへの痛烈なメッセージ。それがEvidence。真のHIPHOP文化を守り継ぐ、渾身の一曲だ。
始まりは2004年、大阪はアメリカ村。その頃はのし上がるためには、金・暴力・背後を任せれる仲間が必要な激しい環境で、「ラッパーは不良じゃなきゃつとまらない」そんな環境でXILAはラッパーとして活動を開始した。 XILAの言葉はストリートの現状、夢、痛み、愛、そして反乱そのものだった。 ストリートの真実を赤裸々に表現するそのスタイルは、多くのファンから絶大な支持を受けた。 2009年、その熱い魂が彼を試練の場所へと導いた。大規模な大麻組織のメンバーとして逮捕収監されることとなった。しかしそれが彼を砕くことはなかった。逆に、収監された中で生まれた"深緑 feat.CHEHON”は、彼の闘争を鮮明に伝える音源となった。この音源は、彼が経験した困難や戦いを生々しく、そして美しく表現しており、多くのリスナーの心に深く響く作品となっている。 XILAのラップは、ストリートの生の声。グラフィティのように豪快に描かれつつも、緻密な表現で現実を描写する。ベースラインに乗る彼のFlowは、ホッピングするローライダーのように重厚感があり心を揺さぶる。 XILAはただのラッパーではない。彼はストリートの詩人、哲学者であり、その音楽は時代の声として多くの人々に届けられている。これからもその活動は続くことだろう。 ストリートカルチャーの真髄、不良文化の純粋さを感じさせる彼の音源は昨今のヒップホップシーンでは唯一無二の存在であり、今後も目が離せない。
CheckMate Entertainment