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幼少期から青春時代まで、ソフトボールとともに過ごしてきたUKI。
グラウンドで白球を追いかけた幼なじみは、現在ソフトボール女子日本代表として活躍し、自身は音楽の世界へと進んだ。
「ユニフォーム」は、そんな“ライバルであり親友だった彼女”へ向けて書いた一曲。
別々の道へ進み、見える景色や抱える悩みも変わっていく中で、それでもあの頃の存在だけは消えず、離れれば離れるほど、その大きさに気付かされていく――そんな感情が込められている。
「心のユニフォームは泥だらけじゃなくちゃ」
このフレーズが浮かんだことをきっかけに書き始めた今作では、泥だらけで汗まみれになり、膝に穴を開けながら必死に走っていたあの頃のユニフォームこそ、本当の意味で“ユニフォームらしくてかっこよかった”という記憶を重ねている。
綺麗なままでいることよりも、誰かのために悩み、もがきながら前へ進もうとする姿の方が、ずっと眩しく愛おしい――そんな想いが込められている。
本作の作詞・作曲はUKI自身が手がけ、アレンジには「帰り道 feat. kojikoji (prod. GeG)」で知られるHiplinに加え、Madoromi、TO-meが参加。言葉の温度や感情の輪郭をまっすぐ届けるため、歌詞をそっと前に押し出すようなサウンドに仕上がった。
ラストではあえて歌詞を置かず、「ラララ」のコーラスのみで楽曲を締めくくっている。
それは、広い青空の下、それぞれの大切な人と肩を組みながら、大きな声で歌い合う景色をそのまま音にしたようなラストシーンでもある。
さらに終盤には、この曲のモデルとなった彼女が幼い頃マウンドに立っている時、その後ろを内野手として守るUKIが実際に掛けていた言葉をテンションそのままで吹き込んでいる。
「いつまで経ってもあなたの味方でいることは変わらないよ。」そんな気持ちを込めながら、最後に残した言葉は、歌詞でも「ラララ」でもなく、「ツーアウト!」。
ソフトボールや野球において、「ツーアウト」はあとひとつでチェンジになる状況を意味する。
でもそれは同時に、「あと一歩」「あと少し」という言葉にも重なっていく。
どんな人も、人生のどこかで踏ん張っている。
あと少しだけ頑張ってみよう、もう一歩だけ前に進んでみよう――
そんな想いを込めた、UKIなりのファイトソング。
愛知県清須市出身のシンガーソングライター。 自然が好きで、人と深くつながれる場所で音楽と生きていきたいという思いから、20歳で湘南・辻堂へ移住。 静かな環境で自身と向き合いながら、SNSを起点に音楽活動をスタートした。 “日々の暮らしの中で生まれる、小さな気づきを言葉にすること” それを制作の軸に、誰かの生活とそっと重なるような音楽を紡ぐ。 日常の感情を丁寧にすくい上げ、独自の視点と言葉選びで表現したリリックは、リアルで人間味にあふれながらも、どこか軽やかさも感じさせる。 約3オクターブ弱の音域のなかで広くミックスボイスを使い分け、切なさややさしさだけでなく、芯のある太さや力強さを持ち合わせる。聴き心地が良いだけでなく、どこか“人間臭さ”を引き出すような声だと評され、楽曲の世界観に自然と引き込まれていくような余韻を残す。 2022年にリリースした「泣き花」は、サブスクリプション累計再生数150万回を突破し、YouTubeのミュージックビデオも15万回超の再生を記録。 2024年、ユニバーサルミュージックとアーティスト契約を結び、GeG(変態紳士クラブ)プロデュースによる「夜行バス」「椿」をリリース。 2025年よりフリーに転向し、サポートバンドと共にライブ活動を本格化。 5月には南知多の野外フェス《Peaceful Beach》に出演し、Rickie-G、Spinna B-ILLらと共演。 祖父への想いを描いた「椿」は、感情のリアリティが支持され、両親へ向けた「夜行バス」女子ソフトボール日本代表選手・三輪さくらの登場曲にも起用された。 現在は、バンドセットでのライブと並行して、SNSでもライフスタイルやファッションを発信。 音楽と向き合うとき、いつも心のどこかにあるのは、 「名前も顔も知らない、かわいい誰かの行くあてになりたい」 という願い。 それが、UKIという存在のすべての根っこにある。