Lyric

あの時踏み外した

今はそう思う

瓦礫の岩を登り民衆が待つ舞台へ

あの日とは変わり果てた鋭い視先

鳴り止まない歓声は

私に向けられた刃の先

これが人　これこそ人

手のひらを上に

にぎやかな幕切れ

誰かを救うために登る階段

力は人を救う、人は人を愛す

全ては正しい正義を守るため

では、誰が私を救う？

自分を救うために降りる階段

力は人を操る、人は人を司る

全ては正しい正義を守るため

そして今頂点に君臨する

時は満ちる

終わる時代変わる世界

刃が私に向かって走り出す

最後の舞台

鐘の音が（祈りが届く）

鳴り響く（レクイエムが届ける）

誰もみな（響く讃美歌のメロディー、轟く念仏のリズム）

背負う罪（欲にまみれる）

そっと（罪を犯す）

神に背く（そして最後の裁きがくだる）

木の実を食べても

枝を折ろうとも

我が身可愛さに運命を謳う

私はただの人間だ

あの時それしかなかった

君もそう思わないか？

瓦礫の山を登り民衆が待つ舞台へ

未来を約束した希望に満ちた日

鳴り止まない歓声は

私がかざした刃の先

これが人　これこそ人

手のひらあわせて

にぎやかな幕開け

月が満ちる

回る時代変わる世界

刃をあなたに向けて振り下ろす

空虚な部屋

鐘の音が（レクイエムが届ける）

鳴り響く（祈りが届く）

誰もがみな（響く讃美歌のメロディー、轟く念仏のリズム）

巡る道（罪を犯す）

ずっと（欲にまみれる）

人に欺く（そして神から人から裁きが下る）

グッバイ（永遠に続く）

グッナイ（椅子取りゲーム）

グッタイム（最後のひとつの奪い合いが始まる）

木の実を食べても

枝を折ろうとも

我が身可愛さに運命を謳う

神でもない

仏でもない

まして王でもない

私はただの人間だ